おはようございます、philosophiaです
今朝は、「自分棚卸」についてご質問がありましたので、
ここでシェアしたいと思います
『7つの習慣』では、私的成功の土台の上に公的成功があり、
そのためには、依存→自立→相互依存というパラダイムに
進化していく「自己マネジメント」がポイントになります
そして、最初に行うのが自分自身の「価値観」をあぶりだし
発見するのが、遠回りですが王道だと思います。
そこで、その「価値観」をみつめるためのすばらしい質問が
ドラッカー博士の言葉にありますので、ご紹介したいと思います。
「何によって人に憶えられたいか」です。
それを具体的に、考えていくうえで参考になる本があります。
- 明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命/P.F. ドラッカー
- ¥2,310
- Amazon.co.jp
この本は、1999年3月に初版発行されたものですが、
第6章の「明日の生き方~自らをマネジメントする」は
知識社会に生きる僕たちに勇気と背中を押してくれる
秀逸な本だと思います
その中に、
①自分は何か?強みは何か?
②自分は所を得ているか?
③果たすべき貢献は何か?
④他との関係において責任は何か?
⑤第二の人生は何か?
という「5つの質問」があります。
この質問を考えるときに、『7つの習慣』でいう「役割」を
意識して考えると、自分が何を大切にしているかに
気づくことができるようになります。
例えば、プライベートにおいては、
両親にとっては息子、娘であり、
結婚していれば、夫、妻であり、
子供がいれば父、母といった
たくさんのペルソナを持っているわけです。
そして、ビジネスにおいては呼び名はさまざまですが、
必ず役割、責任、貢献にもとづいた役職と権限があります。
知識社会が発展していく中で、
生産財から資本財に昇華させていくには、
個人が生産手段としての「知識」をインターネットを媒介に、
ソーシャルネットワークのプラットフォームを活用している
知識労働者が増えるにつれ、自己マネジメントの重要性を
折に触れて書き続けている理由がここにあります。
これは僕の私見ですが、「組織」から「個人」へと
重心が確実にシフトしているように思います
働くすべての人が、知識労働者というエグゼクティブであり、
「競争」から「共創」へのパラダイムシフトに早く移行し
行動していくことが、「明日を支配するもの」ではないか、
と感じた2010年~2011年初頭の自分棚卸しでした
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