第713話「エスパー少女・愛」(SP)(通算第407回目)

 

 

メモ

*「太陽」スペシャル編第8弾で、2時間スペシャルとしては第6弾。

*「太陽」最後のスペシャル編。現実世界が舞台の「太陽」では唯一、「超能力」をテーマとしている作品。しかし、かなり「太陽」の世界観から浮いている感は否めない。

*本来、この作品の主演はドックとDJの予定だった。しかし、西山氏が「ジョーズ刑事の華麗な復活」の撮影の影響で長期入院したため、主演がブルースとなったらしい。

*工藤氏は全作品中2回しかない「役名付きセンタークレジット」表記のゲストとなった。もう1つは「誘拐」の高橋幸治氏。

*大和田署長は今回が最後の登場となる。

*ブルースの子の望は生後4ヶ月、ブルースの顔を見て初めて笑ったらしい。ブルース曰く、「将来の不安は無し。我が家は夢が一杯」

*荒川の女友達の名前が「大沢茜」。

*「どうしちゃったんですか、突然」、「アニメで見ると面白い」(DJ)、「何言っているんですか、ブルースさんらしくない」、「超能力なんてSFの世界の出来事、今時子供信じない」(マイコン) ブルースが、愛がエスパーであると報告した時の反応。マイコンとDJは超能力否定派のようだ。

*デュークは「オランダの超能力者が警察に協力し、何千件もの事件を解決」とブルースに助け舟。トシさんとマミーとデュークは超能力肯定派。

*ブルースは読書が大嫌いらしい。初期のブルースは読書が好きそうな雰囲気だったが…

*ドックは超能力否定派だったが、強盗事件後から肯定派となる。

*強盗犯の覆面を透視した結果、浮かんだ風景は「駅のモザイク壁画」。古内氏は「一枚の絵」や「四色の電車」でマニアックな電車ネタを入れ込んでおり、これもその延長線?

*神山氏演じる警視監が初登場。「山さんからの伝言」とPART2の「逃げる」にも登場。

*愛の父親(西谷の元夫)は顔が画面に映らない。

*愛が磯部のことを思い出すシーンで、懐かしの効果音が。

*愛に、「怖そうに見えるけれど、とても優しい人」と言われるブルース。

*ラスト、超能力を肯定するマイコン。ドックやDJに「主体性がない」と言われてしまう。

*結局、愛はドックの説得で自殺をしないと決意したため、超能力が永遠に失われることになったようだ。

*個人的には今回、デュークか、存命中であれば山さん主演作で見たかった感はある。

*予告の「誠と昭」(ドックとブルース)という表現に違和感。

 

 

キャスト、スタッフ(敬称略)

橘兵庫:渡哲也

島津公一:金田賢一

太宰準:西山浩司

澤村誠:又野誠治

水木悠:石原良純

岩城令子:長谷直美

 

 

西谷愛:工藤夕貴

西谷知子:田村奈巳、警視監:神山繁

磯部信一:田中浩二、大和田署長:草薙幸二郎

阿蘇美季、覆面ショップ店主:及川ヒロオ、柏木隆太、荒川修:宮田恭男、大沢あかね:井丸ゆかり、高梨義太郎:増田順司、進藤幸、宮田康生

中平良夫、灰崎武浩、タクシー運転手:加地健太郎、鈴木実、深作覚、清水進一、清徳女子高校教師:五十嵐五十鈴、植田真美

新聞記者:岸本功、木場剛、森篤夫、公園清掃員:加藤茂雄、蓜島美奈子、山本寿徳、小堀一美、篠田勝夫、竹内康裕

 

 

西條昭:神田正輝

井川利三:地井武男

 

 

脚本:古内一成、小川英

監督:木下亮