今日公開の『太平洋の奇跡』をモールで観て来ました映画

舞台は終戦直前のサイパン。
米軍の攻撃や飢餓に耐えながら、愛する家族、母国を守るため、日本の勝利をただひたすら信じ、戦い抜いてきた方々のお話し。

祖国の土を踏むことも叶わず、愛する人を思いながら命を落とされた方々。わずかの間に、あまりにもたくさんの尊い命を失った。
どうしてもっと早く戦争を止められなかったのだろう。

生きて還ることは恥ずべきこと、国の為に立派に命を捧げてこそ日本人という時代だったから仕方ないとは、あまりにも英霊に申し訳ない。

そんな中で『一緒に戦ったことを誇りに思う。生きて還ることは恥ずべきことではない。国に帰り、これからは前を向いて明るく生きよう』と、最後に大尉が隊に告げ、日本人として誇り高く米軍の前に現れた姿が印象的だった。

生きて帰ってくださったからこそ後世にお話しが伝わったのだ。

誰も戦争なんかしたくないし、してはいけない。けどどうして戦争が起こってしまったのか、みんなどんな思いで戦ったのか、その思いの基には何があるのか、何も知らないまま、戦争は悪いと言うのはどうか。
そんなことをいろいろ考えさせられる映画だった。

戦うことも辛い、仲間を亡くし、自分だけが生きてしまうことも辛い、愛する人を亡くしてしまうことも辛い、残って悲しみに堪え、家族を守り抜くことも辛い。

わずか66年前に、あのような戦争があったなどとはとても信じ難い。けど今こうして平和に暮らしていけるのは、あの時代、たくさんのものを犠牲にして日本を守ってくださった方々のおかげなのだ。

しみじみ…。