ヴィラ=ロボスは1887年、リオ・デ・ジャネイロに生まれた。彼に音楽の手ほどきをしたのは、アマチュア音楽家であった父親(スペイン系)と叔母であった。特に叔母はJ.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集を好んで弾いたと伝えられており、エイトルのその後の音楽に大きな影響を与えた。こうした家庭で、ピアノ、クラリネット、チェロを演奏することを学んだ彼は、1899年の父の死後、10代でカフェでチェロを弾いて生計を立てることとなった。

 

Suite populaire bresilienne(1908~1912)

 

ショーロは1870年頃、リオデジャネイロで生まれた。ポルトガル語でショーロは、「むせび泣き」あるいは「すすり泣き」を意味する。

 

一方でまた、この名前は、パーティーやダンスを意味するアフリカ系ブラジル人の言葉ショーロ(xolo)に由来しているとも考えられている。

 

Etudes(1929) No.1 

 

No.8 https://youtu.be/Uk8pMr4o6OQ
 1905年にはブラジル北部に民謡の収集に出かけた。この後、彼はリオ・デ・ジャネイロの音楽院で学ぶが、アカデミックな態度とは常に一線を画していた。
1912年に再びブラジル奥地に出かけた後、リオ・デ・ジャネイロに戻った彼は1915年に新作のコンサートを開き、これを契機に、1922年にはサンパウロの近代音楽週間に招かれることとなった。こうした活動が認められ、政府の奨学金を得て、1923年にパリへ留学した。彼は1930年までパリで暮らすが、この間にアルトゥール・ルービンシュタインからエドガー・ヴァレーズにいたる幅広い音楽家・芸術家の喝采を得た。

 




管弦楽曲

Descobrimento Do Brasil: Premiere Suite - Introducao - Alegria 


 


 1930年に帰国後は、リオ・デ・ジャネイロの音楽院の院長に就任した。音楽院の教育課程を見直すと同時に、ブラジル音楽の真価を知らしめるべく、ブラジルの民俗音楽に根ざした作品を創作し、世界各地で演奏を行った。その音楽はパリをはじめ各地で大成功を収め、彼は20世紀を代表する作曲家の一人となったのであった。
1959年、故郷リオ・デ・ジャネイロで72年の輝かしい人生を閉じた。


Bachianas Brasieiras



Caixinha de Bôas Festas, Bailado Infantil, W265 "Vitrine Encantada": Niní 



  ピアノ独奏曲


 実用の手引き第一巻(1932)満潮 



 Histórias da Carochinha, W148:

No. 3, E o pastorzinho cantava 



Guia prático,
Album 1, W277: No. 2, A maré encheu 
Album 11, W473:
No. 3, Pobre cega https://youtu.be/NgXRx9gU0n0
No. 5, Vida formosa https://youtu.be/3Q0y8cXOqOI
Carnaval das çriancas
1. O ginête do pierrozinho https://youtu.be/aFl4SOmhq34
2. O chicote do diabinho https://youtu.be/XBweNOSw7BA

 

3. A manha da pierrete https://youtu.be/ki_lpXXE9Ts
4. Os guizos do dominozinho https://youtu.be/bijjTCH3XPY
5. As peripécias do trapeirozinho https://youtu.be/G6_KUuAI-oA
6. As traquinices do mascarado mignon https://youtu.be/tSCiZVQ-w2g
7. A gaita de um precoce fantasiado https://youtu.be/Jj4dw0I5CyQ


Chôros No.5(1925) https://youtu.be/8J17xtKaG8A
 

Cirandas, W220 (1926)
14. A Canoa Virou https://youtu.be/gERLWOBGqDY


Saudades das Selvas Brasilieras No.2 (1927) https://youtu.be/pXMylnfWLsk