フランスのパリにおいて、燃料税引き上げに反対する暴動が発生、BBCによると、「3週間前から続く抗議行動によって、仏各地の主要都市で損害や破壊が続いている。」とのことである。
テレビの映像をみても、過激化しているようである。
しかし、日本のニュース報道をみると、どのくらいの税率引き上げなのかよくわからん。破壊活動をセンセーショナルに放送しているだけで、この事態の本質はなんなのか中身のない報道が続いている。
なぜ、小生がこんなことに興味をもったのかといえば、来年10月に我が国で引き上げが予定されている消費増税に私は反対だからである。8%から10%への引き上げ。2%も引き上げになる。内閣官房参与で京都大の藤井聡先生らの意見によれば、この増税が行われた場合、日本のデフレ経済はさらに悪化し、日本は世界の最貧国に転落するとのことである。それは今までの二度にわたる消費増税により、日本経済が悪化したという多くのデータから予測されることなのである。
その件については下記のHPを参照してほしい。
格差が開き続けているこの世界において、増税ほど愚かなものはない。
増税は庶民の財布から銭を徴収することですから、その分庶民は貧乏になる。単純にいえばそういうことです。
それは日本だけでなく、フランスの庶民も同じ気持ちでしょう。で、フランス人は暴動に走ったわけだが、じゃあ、どのくらい税率が、税金が増えるのだろうか、と疑問に思ったわけです。で、探し当てたのがBBCのHPでした。
・・・以下 BBCのHPから引用・・・
https://www.bbc.com/japanese/46450110
ディーゼル燃料の価格は過去12カ月で約23%上昇し、平均で1リットルあたり1.51ユーロ(約194.61円)となった。この価格は2000年代前半以降で最も高い。
価格上昇について、9カ月に及ぶ世界原油価格増加の影響だとマクロン氏は主張しているが、一方で化石燃料での増税は、再生可能エネルギーへの投資に必要だとも述べている。
仏政府は2019年1月1日から、ディーゼル燃料1リットルあたり0.065ユーロ、ガソリン1リットルあたり0.029ユーロの増税を決定していた。最終的な抗議行動のきっかけはこの決定だったとみられていた。
抗議する人たちは、都市部を出れば生活に自動車は不可欠で、大統領はそうした実態を把握していないと話している。
・・・引用終わり・・・
なるほど、軽油1リッターで、約194円って、高いよね。
これに加えて税金が加わると、どうなるか。軽油で0.029(3.7円)ユーロの増税?
うーむ、高いのか低いのかよくわからんが、あまり高いとは思えない。いや、これを毎日使う人にとっては死活問題なのだろうか。
いや、まて、日本人の感覚で言ったらいかん。
3.7円ならいいや、ということではなく、庶民の生活も考えずにやみくもに増税をしようとする政府の態度に怒りが向いたのだろうか。
そう考えれば納得はいく。格差が開く情勢の中での増税、金持ちは益々富み、貧乏人はさらに貧乏になる。マクロンはグローバリストであるから、国民第一よりは多国籍企業万歳の方だ。金持ち優遇で庶民切り捨ての今の自民党政治と変わらない。
そう考えれば、今度の日本の消費増税は一体何だ。
消費税2%の増税は軽油増税3.7円どころの話ではない。それなのに日本ではデモも、ましてや暴動も起きない。所謂安保法制だの、原発なんかでは左巻きの連中が国会前で大騒ぎしていたが、今回の消費増税では何にもやっていない。
これはなんですかね、左巻きも消費増税は福祉目的だからいいや、とか、プライマリーバランスを達成するにはしょうがないとか、そんな嘘を信じて何にもしないんですかね。
消費税の使い道は既に福祉目的でないのは明らかだし、PB均衡なんてのは日本では意味をなさないのも明らか。その辺は藤井先生の著作を読めば明らかです。
フランス人は3.7円に怒るが、日本人は消費税2%増税に怒りもしなければ考えもしない。思考停止の奴隷根性国民ですな。
こんな奴隷根性日本人が、オリンピックだ万博だ、おもてなしだインバウンドだなんて、これを狂騒と言わずになんと言う。
日本はこのままでは確実に滅びますよ。
次の選挙は自民党は大敗だな大敗、で野党になってまた民主党と同じ結果になり、日本は頽廃、どちらに転んでもダメですね。
民主政治ですから、国民のレベル以上の政治なんて無理なんですね。
日本がダメなのは、政治家がダメなんでなく、日本国民が糞だからダメなんです。
その自覚を持つところから始めないとダメなんですね。