素直に…なる
 
 
 
『美音ちゃん、聞いてほしいことあるんだけどいい?』
 
 
「うん」
 
 
『昨日のことなんだけど
1限で移動教室でクラスの前通ったらこの間の子が美音ちゃんの頭撫でてるの見て、その、うん、いやだった』
 
 
「え、見てたの」
 
 
『腕組んでたって話もその時だと思う。それ見たら体動かなくなって一緒にいた武藤って子に腕掴まれて連れてかれたんだと思う』
 
 
「そっか、そういうことだったんだね」
 
 
『ごめんね、不安にさせちゃって』
 
 
「ううん、私の方こそごめんね」
 
 
『だからさ、そのお願いがあるんだけど・・・』
 
 
「な、に?」
 
 
『頭撫でててもいい?///』
 
 
「えっ///うん///」
 

そんな下から見ないで//
ギュッてしてもいいかな
 
 
「キャッ//」
 

 
『私は美音ちゃんが好きだから心配しないで』
 
 
「うん//」
 
 
『初めて離れるから色々不安になるけど、その時は全部教えて』
 
 
「うん、」
 
 
『友達たくさんつくって楽しいクラス過ごして』
 
 
「ぶーちゃんもお友達つくってね」
 
 
『私はできるかなー?ww』
 
 
「ぶーちゃん優しすぎるから心配になる」
 
 
『えー?優しくするのは美音ちゃんだけだよ』
 
 
「またそーやって///」
 
 
『えー、本当のことだよ?』
 
 
ギュッてしてるのドキドキするけど安心する
なぁちゃんの言った通りだ


 
 
 
 
 
 
 
 

《2人とも話せたかなー?》

 
〈可愛いよね、私たちと同じ道歩いてるみたいで〉
 

《懐かしいですね》


私が引っ越してきた時にゆうちゃんの優しさが嬉しかった
 
クラスの子たちに質問攻めにされて困ってた
 

〈そんなに無理して笑わなくてもいいと思うよ〉
 
 
この言葉を言ってもらった時のことは今でも忘れない
 

 
 
その時から今でも変わらず行き過ぎるのをとめてくれるのはゆうちゃんだけ
 
 
会えなくて心が折れそうな時。それでもカッコつけて我慢してると、ゆうちゃんが気付いて側に来てくれる


《ゆうちゃん、ありがとう》


〈ゆうも会いたいから無理しないで〉
 
 
懐かしい






 
〈ただいまー〉
《おじゃましまーす》
 

「お姉ちゃん、なぁちゃん!」
 
『こんにちは!』
 
 
〈《こんにちはー》〉
 
 
2人ともいい笑顔してる

 
〈ちゃんと話せたみたいだね?〉
 
「うん、お姉ちゃんありがと」
 
『????』
 
 
 
《もぎちゃん、よかったね》
 
『なぁちゃんの言う通りだった!』
 
「??、あー!」
 
 
勘のいいおんちゃんは気付いたみたいw

 
こちらはいい結果だけど…
 
あっちは大丈夫かな??
 
 



 
 
 
どんどんどんどん
 
十夢「小麟、入るよー」
 
 
小麟「なに。」
 
 
あちゃー機嫌悪いわ
 
 
十夢「ご飯だってよ」
 
 
小麟「今は食べたくない」
 
 
十夢「あっそ」
 
 
とりあえず居座るか
 
 
小麟「何でいんの?ご飯なんじゃないの?」
 
 
十夢「私が何しようが私の自由だし?」
 
 
小麟「……十夢は知ってたの?」
 
 
十夢「何を?」
 
 
小麟「もぎさんのこと…彼女がいたこと」
 

十夢「知ってたよ」
 
 
小麟「!!何で言ってくれなかったの、グスッ」
 
 
十夢「まさかあんたの好きな人がもぎもぎだとは知らなかった」
 
 
小麟「そんなの…」
 
 
十夢「仮に知ってたとしたらもぎもぎには彼女いるから諦めなって言って欲しかったの?」
 
 
小麟「……」
 
 
十夢「あんたは賢いし平和主義だから外で色々我慢してんのは知ってる
 
でも、奪いとれとは言わないけど闘う前に諦めてほしくはない」
 
 
十夢「この私に歯向かえるのなんて沙穂とあんたくらいなんだから」


小麟「…下手くそな励まし方ww」


十夢「はぁ!!??」


小麟「お腹すいたー!!」


全くこの妹は


小麟「…十夢、ありがとう」


あら、意外と素直ww


十夢「プリン1個ねー」















「あ!ぶーちゃーんだ」


『美音ちゃんだ!!
姉ちゃん、十夢さんちょっと行ってくる!』







とむさほ「あら!」

ゆうなぁ「こんにちはー」

沙穂「ゆいりちゃん、あのカフェ十夢と行ったよ!教えてくれてありがとう!」

〈よかったー!さっほーが教えてくれたアイドルすごく可愛くてハマっちゃった!〉



「お姉ちゃん?」

『え?知ってんの?』



とむさほゆうなぁ「あ!!!!!」