常々思うのは、人生は少しスケールの大きいなおままごとに過ぎない。ケインズの有名な言葉に、「長期的には、われわれはみな死ぬ」(※)がある。これはもちろんすべての人に当てはまるわけだが、もっと長期的に考えると、人類・地球にも同じことがいえる。つまり、われわれ一人ひとりの評判や生きた証みたいなもの、人類の築いた文明などはいつかあとかたもなく消える運命にある。
そう考えると、なんともむなしい気持ちになる反面、少し気が楽になる。しょせんはいつかなくなるモノのために、あまり深刻に考えるのもばかばかしくなる。一度きりの人生は気楽に、楽しくやって生きたい。だからって、がんばるのはアホらしいと言っているわけではない。一度きりの人生、かつ最後は何も残らないとわかっている以上、その過程をいかに楽しむかがすべてになる。また、個人的な感想だが、一所懸命やらずにして何かを楽しむのは難しい。だから、自分が一所懸命なれるものを見つけて、それを思いっきり楽しむことが大事なのかなといまさらながら身にしみて感じるようになった。
古来より多くの偉人が似たような趣旨の言葉を残してきているので、決して目新しい考え方ではないのだが、「昔から知っている」と思っていたことがあるとき急に、そういうことだったのかと妙に腹落ちすることがある。最近はまさに身にしみてこのようなことを感じたので、だらだらと書き留めておきました。
(※)ケインズはこのブログのような趣旨でこの言葉を発したわけではない。なんとなく一番しっくりきたので、誤用した次第です。