今年は、インフルエンザの患者数が1月に入ってから例年のようには増加せず、むしろ減少傾向とか。
手洗いなど、新型コロナウイルス対策を徹底したところ、インフルエンザまで予防効果が及んだというお話です。
インフルエンザの予防も手洗いです。
ワクチン接種には、予防効果はなく、重症化を防ぐだけだと厚生労働省も言ってます。
やっぱり手洗いですよね。
手洗い+アルコール消毒が有効だそうで。
プラセボ効果や安心感から、マスクに効果があるのかも知れませんが、やはりマスクは頼りない印象…。
「マスクをしない人は外出禁止」とされる中国でも、新型コロナウイルスの感染は見ての通り増える一方。
欧米ではマスクをする習慣はないけれど、マスク大好きな日本人と比べてインフルエンザ患者が多いわけではない。
つまり、マスクは頼りないんだから、必要ない人は頼らない選択もありです。
マスク不足で、本当に必要な人が使えなくなるのは気の毒です。
さらっと、ニュースで触れていた数字が面白い。
去年の12月下旬にインフルエンザと診断された人は300万人いたそうです。
300万人ですよ、日本国内で。
武漢肺炎の何万人より遥かに凄まじい数字ではないですか。
さらに驚いたのは、300万人はけっして多くはない。
つい最近知ったのですが、日本では年間1000万人がインフルと診断されるそうです。
今の人口が1億268万人なので、毎年、13人に1人くらいがインフル感染してます。
無症状(不顕性)感染も含めれば、数千万人が感染しているのではないでしょうか?
そして、純粋にインフルエンザで亡くなる人は、年間200人から2000人くらいということです。
なお、他の死因であってもインフルエンザと関係ありそうな死(超過死亡概念)を含めると、年間1万人くらいが死亡するそうです。
ちなみに、日本で癌で死亡した方は、2017年で約37万人(国立がん研究センター)。
それでも、現状では、新型コロナウイルスの数百人の死亡が、よっぽど怖そうな印象なのが気になりますよね。
結論。私が何を言いたいか。
数字にはインパクトがあります。
その背景を冷静に読まないと、不必要な不安感を抱くということ。
不安を煽ると注目されるのが、テレビやネットの世界。
正しく怖がる訓練を、これからも続けたいと思います。
[参考]
『新型インフルエンザQ&A』厚生労働省
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