おはようございます。
今日は二十四節気の第18、霜降(そうこう)です。
今日から霜が降り始めるよ、という暦通り、寒い朝となりました。
さーて、暖かくして過ごさなければ…というところですが、今日は暖かくして過ごしてください。
でも、明日からは、徐々に寒さに体を慣らしてくださいね。
伝統的にも、冷えに対する健康不安は半端ないものがあります。
昔から、冷やすとお腹を壊すとか、風邪をひくって言われて育ちましたよね?
しかし、それらの根拠は、かなり昔のものです。
ここ30年くらいは、住環境が変わりましたので、年間通して快適な室内で暮らしています。
実は、ここに落とし穴が…。
衣食住全般に渡って、暑さ寒さから身を守る手段が発展し過ぎたおかげで、自分自身の力で外界に合わせて調整する能力が弱くなってきているのです。
人間は、恒温動物なので、本来、自分自身で体温を適温にキープする力があります。
これをしっかり動かせている間は、気温の変化にしっかり対応できます。
ところが普段から厚着したり、加温し過ぎていると、せっかくの能力が怠けることを覚えてしまいます。
今日のような急な気温変化は、まだ体が慣れてないので、調整が必要です。
でも、これからは厳寒の季節に向けて、少しずつ慣れてください。
かく言う私も、昔は相当な寒がりでした。
冬となれば、着ぶくれていたし、夏だって冷房が怖くて、素足になれませんでした。
今年は、「冷えとり」の一環として、夏中サンダルで過ごし、今日もまだ靴下履かずに行く予定です。
冷えは、あたためても、取れません。
自分の適応能力を活性化させることが、とっても大切。
ただ、「冷え」に対する恐怖が心の奥に広がっていると、なかなかこの情報を受け入れられないかも知れません。
多くの方にとって、冷えが悪いという考えが心の奥まで染みついてしまっているからです。
私自身、その考えを手放すのに、かなりの時間が必要でした。
なので、この話については、継続的に書いて行くつもりです。
美容と健康に、必要な情報ですので。
また、ストレスをたくさん抱えている場合は、なかなか適応能力が動きません。
よく言われる自律神経失調の一種です。
こういう場合は、ぜひ鍼灸の全身治療を受けて、自律神経がきちんと働くように整えることをお勧めします。
本当に芯から冷えてる方には、お灸でじっくり温める裏メニューも用意しております。
ではでは、今日も一日、楽しくお過ごしくださいませ♪