folfirinox 2回目からは通院で行います
はじめに血液検査をして、結果が出てから診察を受け、その日に投薬できるかどうか判断されます
できると診断されれば、その日のうちに
オキサリプラチンを120分ほどかけてポートから点滴
その後レボホリナートを120分
イリノテカンを90分
最後にフルオロウラシルを刺してポシェットのようなものに容器を入れて、ぶら下げたまま帰宅します
寝る時も横に置いて3日間
風船のようなものがペシャンコになったら、自分で抜いて容器などを処置し、次回先生に渡します
抜き方、処置の仕方は入院中に看護師から指導を受けます
さあ、今日から2回目だと覚悟して診察室に入りましたが、血液検査の値を見ると白血球が下がりすぎて上がってきていないと
先生「薬が強すぎますね。1週間延ばして来週からにします。投薬の量を減らします」
私「延ばしちゃって大丈夫ですか?量も減らすと効き目が弱くなるのでは?」
先生「体の大きさ、体重などから計算して薬の量を決めます。初回には強すぎて、1週間延期ということはよくあることです。強いままだと投薬が続けられなくなります。その人に合った量を調整しながら続けることが大事なんです」
確かにその通り。身体のダメージが強すぎて、続けられなくなったら本末転倒。続けることが大事です
ということで、1回目から2回目まで3週間開くことになりました
初めの投薬から2週間ほど経ち、案の定髪が抜け始めました。滑膜肉腫の時も、確か投薬から2週間あたりで抜け始めたことを思い出しました。
お風呂に入るたびにごっそり抜け始めて、排水口に真っ黒な髪の毛がたまります
ドライヤーで乾かした後の床はひどいものでした
このお風呂の時が1番辛かったように思います
高齢の母がいつもすぐにやってきて髪の毛をガムテープでペタペタと掃除してくれました
朝起きた時、枕の上やシーツ、パジャマの背中にもごっそりと髪の毛がついているのですが、母がすかさずコロコロで掃除してくれるのです
「大丈夫、大丈夫。たいしたことないよ」
母親って何歳になっても母親なんだなあと有難くて涙が出そうになります
母は家の中をきれいにすると病気が消えると言って、毎日毎日家中の掃除をしてくれました
玄関からベランダまでいつもピカピカに磨き上げてくれました
感謝、感謝です