「にぎやかな過疎」の横展開 | 地方創生のよもやま

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構想日本のメルマガで、小田切先生が「にぎやかな過疎」について寄稿している。
http://www.kosonippon.org/mail/detail.php?id=964
 
気になったのは後半の「事例集」のあり方についての言及
(引用)
多くの事例集に掲載されているケースは、取り組みの内容や成果を紹介するものが多い。そこで示されているのは、「ノウハウ(How)」ではなく、むしろ「ノウワット(What)」である。
横展開を望む地域に必要なことは、取り組む住民の意識やきっかけ、事業プロセスなどの文字通り「ノウハウ」であるが、ところがそれを探そうとしても、意外なほど、その情報は少ない。
(引用終わり)
 
そんな中、ノウハウについても紹介されている事例集として紹介されていたのが次の2点
 
・総務省『地域運営組織の形成及び持続的な運営関する調査研究報告書』(2019年3月)
https://www.soumu.go.jp/main_content/000607339.pdf
・農林水産省「棚田優良事例集」
https://www.maff.go.jp/j/nousin/tanada/tanada.html#yuryo
 
パラパラ眺めてみたが確かに参考になりそう。
 
寄稿の前半で言及されている「にぎやかな過疎」は、いわゆる過疎地域での地域活性化の王道ともいえるあり方だと思います。そのノウハウが広く共有され、この王道モデルに乗っかったにぎやかな地域が増えたらいいなと思います。