観光の本質をとらえる思考法 | 地方創生のよもやま

地方創生のよもやま

地方創生にまつわるいろんな話題を提供します。

 先週27日、たびすけ合同会社西谷 代表の西谷雷佐氏の講演を聴いてきました。

 

 地域ならではの暮らしぶりに注目してユニークな着地型のツアーを企画し、外国人を含む多くの集客を実現しています。

 

たとえばこんな企画

・青森県まで石拾いに行く企画

 海岸で「津軽錦石」を拾い、青森の石の収集家と交流

 http://nishiyaraisuke.tabisuke-hirosaki.jp/2017/01/2654.html

 

・刀剣ツアー

 現物の銘刀に触れ、刀鍛冶を見学し、剣術を学ぶツアー

 http://nishiyaraisuke.tabisuke-hirosaki.jp/2016/03/1038.html

 

・短命県体験ツアー

 朝から銘酒を飲み、昼からラーメン屋をはしごし、極寒の中雪かき・・・

 http://nishiyaraisuke.tabisuke-hirosaki.jp/2016/02/902.html

 

 

以下、講演メモより

 

 素材、コンテンツそのままではお金は落ちないし、よそとの差別化できない。全国各地で同じような味覚、風景がある中で、そのものを選ぶ意味・理由がないといけない。そういう視点で、コンテンツを編集してプロダクツ・商品に仕上げ、可視化しないといけない。

 

 旅の本質は確認作業。全く知らないものは売れない。

 「知っている」に視点の斬新さを合わせることで価値を生み出す。

  

 地名では人は呼べない。そこに何があり何ができるのか商品化されていないといけない。

 「○○市に行く」ではなく、「▲▲をしに来たらたまたまそこが○○市だった」の▲▲をちゃんと作り、▲▲で人を呼ばないといけない。

 

 あまり論理的に考えすぎると結論がどの地域も同じになってしまいコモディティー化してしまう。

 ワクワク・ドキドキ、直感を大切に

 

(メモからの引用終わり)

 

 

講師のブログです。

興味深い記事が多数あるので併せて参照ください。

http://nishiyaraisuke.tabisuke-hirosaki.jp/