本日、横浜「三渓苑」の近く、原山渓ゆかりのおもてなし料理の店「隣花苑 」にて


一中節(いっちゅうぶし)を聴く機会に恵まれました。


曲目: 小町少将道行

三味線: 都 一中(12代家元)   浄瑠璃: 都 了中(一中さんのご次男)



隣花苑の先代のおかみさんと付き合いがあり、一方、一中さんも舞地をつとめて


いらしたというご縁で、


武原はんさんの手になる「舞」の掛け軸が飾られていました。


鶴をイメージした表装とか。



日本古来のお琴三味線に魅せられて☆彡


まず、一中さんの簡単なレクチャーがあり、この曲は小町の数ある伝説の中の


一つで、有名な百夜通いとは別の伝説を題材にしているということ。


天皇の后にと望まれた小野小町ですが、自分には好きな人がいるので と断わる。


そこで深草少将が小町を連れて逃避行に出、仇し野でしばしの休息をとるという粗筋。


撥の当て方の強弱、絶妙なすり色、飾らない浄瑠璃とのかけひき、、、



素晴らしい空間に身を置けたことにまだ興奮しています。



演奏後のお食事の美味しかったことは言うまでもありません。









久しぶりの更新になります。


もう神無月も終わるのですね。


1年のなんと速く過ぎていくことでしょう!



さて、最近日曜日ごとに楽しんでいるのが、


シネマ歌舞伎 です。



それも坂東玉三郎ばかり選んでいます。



牡丹灯篭(6/28))


ふるあめりかに袖はぬらさじ(10/18)


牡丹亭(10/25)



ただ美しいだけではない、形だけではない、


     玉三郎の芸の奥深さに驚かされ、


          二度も三度も鑑賞したいと思った次第です。



11/1には 京鹿子娘二人道成寺を、そして、


11/8には再度 ふるあめりかに袖はぬらさじ を観に行く予定です。









最近 「雪月花」 という曲をよく弾いています。


歌詞がとても綺麗なのでちょっとご紹介しますね。


一歌 桜卯の花白菊の紛ふは雪の色ながら

      紛はぬ雪の白重ね  留むるは袖の梅が香


二歌 小野の御室のつれづれを夢かと思ふ雪の夜の

      深き心に踏み分けて 訪ひし君こそ忘られね


三歌 久方の中に生ふる桂の匂ふ花ならば

     一枝誰も折りかざし 世々に伝へん月の名


四歌 葉月半ばの月澄みて空とぶ雁の聲落つる

     白妙衣うつつなる 夢の契りぞ哀れさよ


五歌 花はみ吉野小初瀬よ 嵐の山もおしなへて

     雲と眺めし人丸の昔の名こそ嬉しけれ 


六歌 世の中は物変はり星移れども春の花

     柳の糸の絶えやらで 来る年どしの頼もしき