年間34万頭
昨日夜、ふっと付けたテレビ番組で「News Zero」と言うのがやっていた。
その、一つの特集で、動物愛護センターで、処分されるペットの事をやっていた。
観ていて驚いたのだが、年間動物愛護センターで、処分されるペットの数が34万頭もいるのだ。
なんて事だ! その、動物愛護センターの中にいる獣医さんたちが、保護されているペット達の処分される頭数を減らすように動いているのです。
保護されたペットの状態を見て、少しでも里親が見つかりそうなペットを見極めて、貰い手を見つけるというのです。あの獣医さん、保護されたペットを、貰い手が見つかるかどうか区別するのも辛いだろうな。。。
でも、少しでも里親が見つかりそうな子だけでも… と言う思いでやっているのだろう。
里親が見つからないと思われたペットは、別の所に移されて行く。そこにいるペット達の目は実に悲しそうだった。
事の発端は、本当に人間の身勝手な事情が多いと思う。
例えば震災とかで、訳ありでどうしてもペットを手放す方もいるだろうY(>_<、)Y
番組の終わりがけに観た最低な飼い主がいた。
夫婦で、動物愛護センターに訪れ、ペットをお米が入っている様な大き目の米袋に入れて来た。考えられないような事だ。そして、旦那さんが一度獣医さんに説得されて、引き取ってもらう事を諦めて帰ろうとしていたら、奥さんがもう一度、獣医さんに話かけて引き取ってもらっていた。
獣医さんが『里親が見つからなかったら、処分されることになりますよ。それでも構わないのですか?』と聞くと、
その奥さんは『はい!構わないです』と平然と答えていた。
恐ろしい飼い主だ。自分達と同じ命なのに…
こんな人は、後に自分に何か返ってくるだろう。だったら始めから、飼わなかったらいいのに!
ペットを飼うの人にモラルの問題だが… ペットを飼う上で、何か法律を作ったり、ペットにも住民税みたいのがかかってくれば、生半可な気持ちで飼えなくなるのだろう。
昨日は、あの番組を観てから凄く切ない気持ちになった。
