「これでいいのだ！」

　昨日、ニュースステーションを観ていたら、タモリさんが赤塚さんの弔辞を読み上げていた。

始めは、何気なく聞いていたが、その後直ぐに聞き入ってしまった。

内容によると、赤塚さんはマージャンで他人が振り込んでくれる「ロン」では上がった事がないそうだ。

あくまでも、自分で上がる「ツモ」でしか上がらないそうだ。だから、タモリさんはこう言っていた。僕は『赤塚先生がマージャンで勝ったのを見た事がない』だって(^^)　笑ちゃいますね！

でも、故人の人柄が出ていると思った。

故人の作品に「天才バカボン」と言うものがあった。昔少年時代、凄く好きなテレビ番組だった。

しかし、当時父親からは『こんなしょもない漫画観るな！』と言われていた。でも。面白いものは面白い！

バカボンの弟のハジメちゃんが産まれてから、パパとバカボンがハジメちゃんを子守しながら将棋をしている場面は、大爆笑した思い出がある。今でも、あの場面を観ると笑うだろうな(^^)

僕が気になった内容は、『赤塚先生は、今あるものをすべて肯定的に取り入れて…』　

『すなわち一言で言うとこれでいいのだ』とタモリさんは弔辞の内容を述べていた。

考えたら、少年時代はたんなるギャグと思っていたが、赤塚さんの考え方だったとは…。

どんな場面も、ギャグで交わしていたのだろう。赤塚さんの生き方は凄いと思いました。

「これでいいのだ」　ナポレオン・ヒルも言っていたが、すべては精神状態で決まると言う事なんだな。