一昔前から言われ始めた、在宅ワークだったり、ノマドワーカーだったり、クラウドソーシングだったり。オフショア、ニアショアなんかも。
働き方の多様性を求める従業員と、IT技術の進歩により「リモート」での勤務形態が周りでも増えてきた。

リモートワークが増えた時に、何が問題になるか?
色々あるのだろうが、組織をマネジメントする立場で考えると、組織に対するロイヤリティやコミットメントが減ることが1つあげられる。帰属意識とも言えるかもしれない。

(そもそも、組織に対するロイヤリティや帰属意識がないとダメなのか?という議論はさておき)

ロイヤリティを生み出すのは、一体感から得られる組織としての高揚感と、人。
人は、周囲と接点を持ち、つながりを持つことで「この人を助けてあげたい」「この人が言うなら頑張ろう!」という人に対する関心と感情が生まれてくると思う。(いわゆる、「情が湧く」という状態に近いのかもしれない)

リモートワークが増えると、物理的な接点が減るため、どうしても組織や人に対するロイヤリティ、コミットメントのようなものが減ってしまう。(これは自身でも経験したことがある)

では、リモートワークでは、参加メンバーをいかにモチベートするのか?

リモートワーク=プロジェクト単位での仕事という前提とした場合、プロジェクトの意義、それ自体の楽しさ、そして対価(報酬)なのではないだろうか。

今後、リモートが当たり前の社会がくるのは不可逆だ。どの会社でも何かしらの形で「リモート」での勤務形態が増えていくだろう。リモートな環境で働くメンバーをいかにマネジメントしていくか?はこれから働くうえで大事なテーマになりそうだ。

最近読んだ本で、腹落ちするフレーズがあった。

車に例えると、
「論理」は方向性を決めるハンドルの役割
「心理」は推進力を与えるエンジンの役割

少しビジネスをかじって、
論理的な思考力や(できるできないより自分でできる風になってきた時)
マーケティング用語、専門知識などが積み重なってくると
相手の心理・感情を考えずに言動してしまうことが増える。

でも、論理だけでは人は動かない。

経済の需給バランス(神の見えざる手)の話にも代表されるように
そもそも人は必ずしも合理的に動くわけではないし、
実(機能や損得)よりも、イメージ(ブランディング)で判断することも多い。

計画が絵に描いた餅で終わらないためにも。
この連休中、「夢を叶えるゾウ2」を読んだ。
以前読んだ本の続編だ。

とても印象に残った(腹落ちした)こと。

「相手へのプレゼントが、そのまま自分のプレゼントになるような生き方・働き方をする」

以下、解釈。

相手に何かしてあげ喜ばれる、それを見た自分が幸せになる。
そんな生き方ができれば、自分も、周りの人もハッピーな人生になる。
人を幸せにする事で、それを見たり感じたり褒めて貰ったり、自分に何かしらの満足感が返ってくるから人を喜ばせたいと思うものだ。(返ってくる満足感の形は千差万別)

言い方を変えると、人に何かするという事は自分のためなのだ。
自分が満足感を得られない事は、きっと長続きしない。
だから、「相手を喜ばせること=自分が喜びを得ること」という構図になる生き方や働き方は、継続的に幸せを感じるためにとても大事なのことだと思う。

また、相手を喜ばせた量が大きい程お金が沢山貰える。
人を喜ばせた対価がお金という事だ。

沢山の人を喜ばせる場合もあるし、一人を沢山喜ばせる場合もある。
これは、顧客数×顧客単価に通じる。
だから、KGIやKPIは相手の喜びに直結する指標にすべきだ。
(馴染みのない指標なら、相手に納得して貰う必要もありそうだ)

相手の喜び=自分の喜びになるような
そんな生き方を探そうと思った今日この頃。
気付けば、半年くらいブログ更新をサボってしまった。。
改めまして、明けましておめでとうございます。
本年はこれまで以上にチャレンジングな年にしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

さて、タイトルにも書きましたが、ここ数年間で思っていたことを少し。

取引は「政治」と「経済」で成り立つように思う。(取引=ビジネスに限定せず)
経済は、経済合理性。言い換えると損得。
効率が合います、安いです、メリットあります、など論理的な側面。

政治は上記以外。
「この人が言うなら…」みたいな善悪や好き嫌い、言い換えると感情的な側面。
飲みニケーションや貸し借りもこちらに入る事が多い。

アプローチする際に、政治が得意な人もいれば、経済が得意な人もいる。
受け手も、政治が好きな人もいれば、経済が好きな人もいる。
正解はないが、どちらも持てるに越したことはない。

もう少し拡げて、組織で考える。
政治は自分に近いサイドにあり、経済は遠いサイドが持っている事が多いように思う。

例えば、広告会社を例にあげると、
メディア(媒体社)が欲しい情報は、広告費を出してくれる広告主情報(市況とかコンディションとか)だったりする。
広告主の情報を一番持っているのは、広告主のフロントに立つ営業マンだ。
だから、媒体社にとっての「経済」は広告会社内で反対側にいる営業マンが持っていると言える。
逆も然り。(広告主が欲しい情報は、新商品・商品パフォーマンスや専門知識や競合動向などメディアサイドが持っている事が多い)

このケースの場合、
①一人で営業マン+メディアマンの役割を担える組織体制にする
②営業マン⇔メディアマンの連携を強化し、メディアマンが営業と同等レベルの情報を持つ
③メディアマン → 媒体社へのコミュニケーションは政治に振り切る
などの打ち手が考えられる。
組織構造上、それぞれにメリット・デメリットがあるが、若い会社では③が欠け落ちやすいように感じる。

しかし、政治は経済を凌駕する事例をここ数年で何度も体感してきた。
時として、政治は経済を凌駕する。
そして、日本ではその頻度が高い。(経済を重ねると政治が強くなる側面もあるが)

大事なのは、自分が入ることで取引成立確率が上がること。
経済で取引相手を充足させることは重要だが、もっと「政治」を意識しても良いのでは?と感じる今日この頃。

オリンピックも終わりに近づき、様々なドラマを目にし耳にし、感化される今日この頃。
スポーツでも音楽でも仕事でも、1つの事にこれでもか!というくらい向き合い続けている人は、人としても魅力的で素敵だ。
成果(オリンピックで言えばメダル)如何に関わらず、純粋に尊敬する。

話変わって、先日、Rock'in Japanという音楽の野外フェスに行った。
そこで、ケツメイシが言っていたとても印象に残った話。

曰く、「努力はウ○コと一緒だ」と。

「まず、踏ん張りが肝心」
「そして、失敗は水に流すこと」
「毎日欠かさないこと」
「最後に、その姿を人には見せないこと」

(例えは下品だがw)とても的を得ていると思った。

きっと、オリンピックに出ているアスリートたちも、
4年に1度の祭典に向けて、毎日毎日練習に励んでいるのだろう。
しかも、努力している姿は誰にも見られず、評価もされない。
自分がオリンピック選手に選ばれるかもわからない中、ただひたすら、自分がオリンピックの舞台に立つ姿を夢見て。

そう思うとなおさら、メダルを獲得して歓喜を爆発させている選手、
獲得できずに悔し泣きする選手に心を動かされる。


そして、先週の(ウチの会社の)半期に一度の納会である。

入社してから6年間ずっとひたむきに頑張り続けてきた同期の二人がついに日の目を浴びた。
2012年上期納会のアカウント部門、プロダクト部門それぞれのMVP賞を受賞。金メダルだ。

秋元康氏が言っていた。
『トーマス・エジソンの格言に「成功とは99%の汗と1%の才能である」というのがありますが、僕は「98%の運と1%の汗と1%の才能」だと思うんです。』

納会のMVP表彰自体は、この半年間の成果に対する表彰だ。
その意味で、表彰を勝ち獲るためには、瞬間的な運やタイミングも必要だ。

だけど、二人はこの6年間ずっと悩み、成果に表れない時期も努力し続けてきた。
今回はそのタイミングと重なり、MVP表彰という形になったんだと思う。

ここで言いたいのは、二人がタイミングや運が良かったからMVPを獲れたという事ではなく、6年間欠かさず頑張り続けていて、いつでも受賞できる、あとはタイミング(成果など諸条件)次第という状態にあったという事。

表彰に限らず、いつ(個々人にとっての)「そのタイミング」が来ても良いように、誰かに認められなくても牙を磨き続ける事こそが努力なのだと思う。(これが、私の秋元康氏の言葉の解釈であり、ケツメイシの言葉の真意だと思う)

ずっと努力し続けてきた二人に対する尊敬の念と、
「努力しか報われない、だから努力あるのみ!」という事を改めて教えてくれた二人に本当に感謝してます。

心底嬉しい受賞でした。改めて、受賞おめでとう!



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