信念。
対話、コミュニケーション。

日本では昔から、あうんの呼吸とも言われる通り、コンテキストを読み、感じ、文脈を読み取る力に長けている。

議論、衝突、対話のないあうんの呼吸は、ともするとただ空気を読み、遠慮し、譲歩し合う妥協案の可能性をはらんでいる。
一方で、衝突、摩擦を恐れず議論し対話する事で醸成されるあうんの呼吸は(慣れるほど疎かにしがちだけど)遠回りに見えて、実は一番の近道なのだと思う。

そして、議論するためには、信念が必要。信念は、自分の中で繰り返し対話する事で磨かれ、太く強くなる。
だから、自分とも他者とも、対話する事がとても大事。

そんな当たり前の事に改めて気付かされた夏の夜。



iPhoneからの投稿
色々思うところもあり、リーダーの人材育成に関するお薦め本として、
「部下には何も教えるな」を読んだ。


部下には何も教えるな。 ”結果を出すリーダー”6つの成功法則/大和出版

¥1,470
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読み終わって、まず感じた事は、ここ最近の自分の言動について。
とにかく「謙虚さに欠けていた」と改めて自省。。

自分ができてなかった事は(ここで書けない事も多々あるが)、例えば、

①(自分の)本気度の低さ
これはチームにも伝染し曖昧さを助長する。優しさは必要ない、「嫌われないように」はメンバーへの媚びにも繋がる。必要なのは暖かさと厳しさ。厳しさは本気度の伝達方法でもある。

②報連相の量・質・頻度
組織や上司から見て、自チームの信頼を損ねる。(自分だけならまだしも)

③決断力
難しい、見通しが立てづらいを盾に、知らず知らずのうちに決断しない事が増えた。自分事として捉える機会が減ったとも言える。

などなど、考えれば考えるほど、傲慢で温い仕事をしてきたと猛省。

以下、その他の学びを列挙。(私見もちらほら)

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◆放置さず、きちんとメンバーを見る。細かく口を出すのではなく様子を観察する。観察して、ジャストインタイムで褒める・改善点を伝える。
◆広告会社はコミュニケーションをデザインする仕事。リーダーも似ていて、メンバーの個性を理解し、適材適所にリデザインするのがリーダーの仕事の一つ。人材配置や与える役割のデザインは会社のミッション・目標に対して成されるべきで、メンバーの能力の延長で戦略や組織を組成するのは本末転倒。ここに発生する矛盾を埋めるのがリーダーの仕事。
◆メンバーのプライベートもある程度知っておくべき。
◆(自分も含めて)報連相を徹底する、させる。メンバーのレベルが一段階引き上がったか?を判断する材料は、こちらが知りたい内容を自主的に共有するようになったか?
◆暖かくも厳しい、が大事。優しさは、メンバーへの媚びへ繋がる。リーダー以上になってから大きな成果をあげられなかった理由の一つに、叱れなかった事があるのではないか?
◆ミスしてもトラブってもいいから、思い切ってやる・やらせる事。憎むべきは、隠蔽や消極性やゴマかし。
◆決断力をつける。常に、自分事として、他人の決断を捉え観察する。上司に相談する。聞く。
◆ポーカーフェイスをやめる。
◆ピンチはチャンスを繰り返して伝える。
◆さっさと帰る。
◆メンバーからの、相談の時間を確保する。メンバーからの相談ごとへの対応は、リーダーにとって最優先事項。
◆意図的に時間を空ける。頭を整理する時間を作る。時間を埋めない。特に、整理に時間がかかりそうな会議やアポだと事前にわかっている場合は、直後の時間を意図的に空ける。整理するリードタイムが長いと、忘れる → 思い出すという余分な工程が発生し、非効率。
◆リーダーは、エンターテイメント通になること。プライベートはしっかり遊び学ぶ。
◆リーダーの価値は、メンバーの成長で決まる。
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明日から早速実践!!
昔から、自分の事を棚に上げる人が好きではなかった。
それが反面教師となり、自分の事を棚に上げて言動しないようにしてきた。

でも最近、棚に上げる事はとても大事なんじゃないか?と考えるようになった。

組織を考えてみる。

■棚に上げない組織
・各自、自分のできる事以外は口出ししない、できない。
・当然、叱咤激励する幅も減る。
・ブレスト時にアイデアを発言し辛い。
・無邪気な発言を控える。

■棚に上げる組織
・一旦自分の事は置いといて、平気で他人の領域に口出しする。
・自分ができない事でも、メンバーを叱る。
・まずは思いつきでも発言してみる。

これはほんの一例だが、棚上げしない人が増えると、個々人ができる事以上には成長も発展もない組織に陥る可能性がある。
何か言うために、自分ができなきゃいけないという縛りを課すと、自分が何でもできるスーパーマンにならなければいけない。そんな縛りはナンセンス。

棚に上げてばかりでは信用を失うので、もしかすると棚上げ時には「一旦、自分の事は棚に上げるけど」という前置きが必要になるかもしれないが、
時には棚上げを恐れず、勇気を持って主張する事も大事なんじゃないか?
そうでないと、組織も人も小さくまとまってしまうんじゃ?と思う今日この頃。

自分を棚に上げて主張する気概を大切に。
ついでに、朝令暮改も推奨していこうと思う。



週末、久々に良い本を読んだ。
※人それぞれ良い本の定義は違うと思うけど、自分にとっては「何度も読み返したい」本。

読書の方法も千差万別。
最近は、自分が直面している問題の解決の糸口になりそうな本を読む事が多い。
その方が、すぐに実践してみよう!と実践確率が高いため、吸収し易いと感じるから。


今回読んだのは戦略系の本。

とても腹落ちすると共に、目から鱗だったフレーズ。

「戦略とは、追いかける指標である」

ここで使われている指標の意味は、ルールや原理原則など、特定の市場を支配するKSFに近い概念。
※顧客にとっての指標だったり、そうでなかったりする。

・既存の支配的な指標の発見
・指標の無効化
・新たな指標で戦う

という、話としてはよくあるステップだが、今の自組織に改めて置き換えると、優位に進められたこと、そうでなかったことが説明できる。

少し話は変わるが、人間社会において特徴的なものの1つにルールがあると思う。

言語に始まり、様々なルールの上で成り立つ人間社会。(言語がなければ、思考できないため言語もルールの1つと考える)

そして、ルールは書き換わる。
「勝者がルールを書き換えている」という考え方もあるが、「無限に存在するルール書き変え案の中でより多くの賛同を得られたルール(とそれに付随する人)が結果として勝者になってきた」という見方の方がしっくりくる気がする。政治も経済も。

よく、イノベーションやパラダイムシフトなどの表現もあるが、それはルールをチェンジすること。

日本人はルールを変えるのが苦手。
その分、ルールの上で練磨するのは得意。(プロセス改善)
※これは、仕事に対する日本と欧米の道徳観の違いでもあるように思うが。

まずは、目的を達成するための指標を正しく捉え、その指標を達成するためにレバレッジの大きいKPIを設定する。
指標を捉えることから、イノベーションはスタートする。
構造を理解し、構造化する。

今日から心がける。



iPhoneからの投稿

先日、久しぶりに昔の上司と飲んだ。
何かに迷う度に相談に行ってる気がしますが。。汗(いつもありがとうございます!)
今回も沢山の気付きやヒントを聞き、感じることができた。

とりわけ、もっともっと深堀って分析する事については改めて課題と認識。
業務に忙殺されると、ついついそれらしい情報を集める → 整理する → 体裁だけの見栄えの良いアウトプットに満足してしまう事が多い。
忙殺されているのは皆一緒で、その範囲でそれらしいアウトプットに満足してしまうと、他人と同じアウトプットしか出せない。

もっと深掘るために一番必要な素養は「信念」なんだろうと感じた。「ポリシー」だったり「責任感」だったり惚れ込んでる」だったり、それをひっくるめての信念。

自分の中に正解はあり(=自分が100%腹落ちしている状態)、あとはそれを見つけるための時間をいかに生み出すか?を考える。そして、正解を導き出すために深堀りは必須。

その人の特性もあるので誰にでも当てはまることではないと思うが、少なくとも自分にとってはとてもしっくり来る言葉だった。

空き時間が更に楽しみになった。