ヨガインストラクターの永尾 千里てす。
昨日のトークイベントで、バレエダンサーの堀見悦子先生が「バレリーナの背中を手に入れる方法」をお話してくださいました。
バレリーナといえば
輝くようなデコルテとお肉のない引き締まった背中、そして長い首、開いた胸から伸びる腕すらっとた指先が目に浮かびます。
あの隅々まで行き届いたしなやかな動きは、日々の鍛錬の成果であり、また体が出来ていないとハードな踊りなので故障の原因にもなります。
以前NHKの「アインシュタインの眼」という番組で、バレリーナの筋肉調査が行われたそうです。
現役バレリーナの全身をMRIで分析し、筋肉の分布を調べてみたところ
バレリーナの筋肉は非常に発達していたのです。
大腰筋や脊柱起立筋といった体幹の筋肉や、腸骨筋、中臀筋といった骨盤周りの深いところにある筋肉は、一般女性の1.5倍ほどの太さがあり
これらの筋肉が発達した理由は
軸を意識した美しい姿勢を長時間保持する
脚を高く上げる動作を頻繁に行う
だそうです。
私達一般の女性があのバレリーナのような背中を手に入れるのはけっして不可能ではありません。
日常の生活でのからだの使い方の癖を知り、日々の疲れをとるケアと重力に負けない体力をつけることです。
まずはしっかり鏡をみて、現実を受け止めましょう。
肩が前に出て、背中が丸くなっていないでしょうか?
そんな背中はお肉がつきやすく、二の腕やつけ根が太くなります。
鎖骨が横にまっすぐではなく、Y字のように肩が持ち上がっていたり、落ちくぼんでないですか?
顔のたるみ、バストの下垂の原因です。
これらは片方だけがおこるのではなく、両方セット!
ということは、一度に両方改善されるということ!!
自分にあきらめずに取り組んでみませんか?
私もこの関係に目をつける前は、今よりもっとひどかったです。
肩もずっと凝っていたし、背中もガチガチでつらかったです。
ヨガをしていたにもかかわらず、力を抜くという間隔、そもそも力が入ったままという事実に気づいてませんでした。
今もオールオッケーではありませんが
ずいぶん良くなったと自覚しています。
気づいたきっかけは、2015年さとう式リンパケアに出会ってからです。
お恥ずかしいことですが、ヨガのシャバーサナでも力が抜けるのに時間がかかっていた私。
さとう式ではものの5分で脱力できます。
一度その感覚を身につけると、どんどん自分の中で力を抜くことが上手くできるようになり
ヨガのポーズにもいい影響が出るようになりました。
知る、受け入れるというのは大事です。
未知なもの、不確かなものに対して拒否反応し
体験すらしないというのは
変化することを自分であきらめているにすぎません。
興味を持ったものに対してアプローチしてはじめて、世界は動き出し広がるのです。
と、前置きが長くなってしまったので
次回へ続きます。