齋藤智裕著 KAGEROUを読みました。


感想・・・。

紙が厚い、字が大きい、行間が広い。

短い話を、無理やり1冊の本にしちゃったってのが

みえみえです。


何も考えずに読めば、

読みやすい文章だし、

話もすっきりオチがついてるし、

イイと思いますよ。


ただ、これって、

ポプラ社小説大賞の、

4年ぶりの大賞受賞作なんですよね。

そう考えると、

ポプラ社さん、水嶋ヒロのネームバリューに目がくらんだでしょ

って言いたくなります。


ポプラ社小説大賞の受賞作は、

2008年の特別賞 伊吹有喜の「風待ちのひと」

しか読んだことがありませんが、

大賞なんだから、もちろんこれ以上の完成度を求めるのは

当然ですよね。


水嶋ヒロのファンの方、ごめんなさい。

決して、面白くなかった訳じゃないんです。

ただ、大賞にふさわしいかって言ったら・・・。

普通に、水嶋ヒロが本を書きましたって売り出したんなら、

おー、水嶋ヒロ、こんな才能もあったのか、って

なったと思うんですよ。

それなのに、デビュー作が出来レースっぽい大賞受賞・・・。

これって、決して水嶋ヒロにとっては、プラスにはなってない、

むしろ、可哀想なことだと思います。


こんな形じゃなく、デビューしてほしかったな。

最初から、次回作のハードルが高くなってしまって、

本人はどう思っているのでしょうか。


まあ、私のこんな心配が杞憂に終わるような、

次回作を出してほしいなと思います。

KAGEROU/齋藤 智裕
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坂木司著 和菓子のアンを読みました。

このお話は、杏子(きょうこ)ことアンちゃんが、

デパ地下の和菓子屋さんでバイトを始め、

成長しつつ、

店長やその他の店員と一緒にお客さんの抱える悩みも解決しちゃう

というもの。


このアンちゃん、キャラがかわいい!

ちょっとぽっちゃりLサイズなんだけど、

自分でそれをチャームポイントにできちゃう。

更に、仕事に対する姿勢も良いし、何より賢い。


このお話に出てくる登場人物は、みんな魅力的。

出来れば、もっと掘り下げてこの人のお話を読みたい、

と思える人ばかり。


読後感はほんわか温かい気持ちになれます。

文章も軽く、ライトノベルに近いかな。

読みやすいです。


この著者の他の作品も読んでみたいです。

和菓子のアン/坂木 司
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角田光代著 彼女のこんだて帖 を読みました。

この本は、短編連作形式で、

1話目にちょっとだけ出てきた人が次の話の主人公

というのが続いていきます。


こんだて帖 というだけあって、

お話は料理にまつわるものばかり。


自分のためや、誰かのために、

心をこめて料理をする主人公たち。

私も、もっと丁寧に心を込めて料理をしようと、

反省しきりです・・・。


1話がかなり短めなので、

人間関係の部分は掘り下げて描かれておらず、

それだけが残念。


この二人はこの後どうなったんだろうという、

消化不良感の残る本でしたが、

お話の中に出てきた料理のレシピもついていて、

お得感はありました。


最近作っていなかった中華ちまき、

このお話の中に出てきました。

手間がかかるけど、美味しいんだよね~

という訳で、今夜のご飯は中華ちまきです。

彼女のこんだて帖/角田 光代
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