娘の機嫌を直すのは、母親である私の役目だとずっと思っていました。

 

学校で嫌なことがあった日は、帰ってきた顔を見ればすぐ分かります。何と声をかけようか、玄関で身構えていた時期もありました。

 

でも実際には、私が何かする前に、娘の気分はもう変わっていたのです。レッスンバッグを持って教室に向かい、音楽が鳴って体を動かし始めると、帰ってくる頃にはいつもの顔に戻っている。それが14年間、ずっと続きました。

 

立て直していたのは私ではなく、レッスンの方だったんだと気づいたとき、肩の力がふっと抜けました。全部を背負わなくてよかったんだ、と。

 

うちの娘の場合に限った話ですが、この気づきに至るまでの経緯は、上にまとめている記録の中に綴っています。

 

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