紫の夜を越えていこう/スピッツ 紫の意味 美しい惑星 | いわいさわ ちさとの絵の世界 描けば人生が変わる

いわいさわ ちさとの絵の世界 描けば人生が変わる

ヒーリングアーティストのいわいさわ ちさとです。
曼荼羅・動物画を描いております。
星読みのお知らせや開運メッセージを配信しております。

メニュー /アクセス /お客様の声 /ヒーリングを学びたい /お申込み・お問合せ

 

紫の夜を越えていこう /スピッツ

NEWS23のエンディングテーマです

 

まだまだ続いているコロナ状況、

みなさんいかがお過ごしでしょうか?

 

私は職を失いましたが、 返って

パソコンに向かって学んだり

キャンバスに向かって描いたりと

ストレスフリーな日々を送っております。

 

正直言って、先の不安(お金の不安など)に駆られることもありますよ。

でも、まだ起きてもいない未来の事を不安に思うのって

余計なエネルギーを使ってますよね。

 

ニュースを見ると、

まだコロナが続いている状況を伝えていて

気分が滅入ってしまいますよね。

 

そんな中、NEWS23のエンディングテーマの歌詞が

心にじんわりと元気を与えてくれました。

 

スピッツの新曲です♪

 

草野マサムネさんはこの起用に

「新型コロナの影響で従来の価値観が揺らいで、

社会全体が不安の霧で覆われそうな昨今です。

そんな日々の締めくくりに『NEWS23』を見て一喜一憂した後に、

この曲を耳にされた方々が今後少しずつでも霧が晴れて、

明るい方へ向かっていけるイメージを持ってもらえたらという思いで作りました」

というコメントを寄せています。

 

【最初の感想】

さらっと耳にした時に

紫の夜 というワードに気持ちが吸い寄せられました。

 

どういう夜なのかなって思いをめぐらす。。

 

今のコロナ禍の状況に 紫の夜 を例えているのかと すぐに想像しました。

ってことは  ってダークな意味で使っているのかなって。。

 

紫 はダークなの?

 

…でもそれは違ったんです。

 

 

【草野正宗さんご本人のインタビュー】

昨夜のNEWS23に、スピッツの草野さんが出ておりました。

 

この『紫の夜を超えて』へのエピソードです。

 

「NEWS23をやってる時間帯って、黒や濃紺だったりする夜の色。

 そこからだんだん紫になって明けていくようなイメージ。」

 

と語りさらに、

「リズミカルで、次の世界により強く歩いていくような曲をリリースしたい。

色んなニュースがあるし、楽しいニュースばかりではないし、

どんな映像が流れていても、大丈夫なタフな曲を 頑張って作ってみるのも

ミュージシャンとしてやりがいがあるかなと。」

語っていました。

 

この 紫色って けしてダークなだけの意味ではなく

もうじき夜が明けるときの一歩手前の美しい空を

意味していたんだ と 解釈し、

紫の夜空を見たくなりました。

 

 

そして 心に残るのはそのメロディーだけではないんです。

草野さんが紡ぐ 独特の世界観を読み解いてみましょう。

 

【紫の夜を越えて 歌詞を読み解く ①】

君が話してた 美しい惑星は 

この頃僕もイメージできるのさ 本当にあるのかも

美しい惑星 →紛れもなく 地球のこと。

忘れかけていた 僕らの美しい惑星を思いだそう

 

いつも寂しがり 時に消えたがり

画面の向こうの快楽 匂いのない正義 その先に

僕ら人間は、いつも孤独で

実体のない快楽や正義と いつも向かい合っていて でもその先には…

 

紫の夜を超えていこう いくつもの光の粒

僕らも小さな ひとつずつ

なぐさめで崩れるほどの ギリギリをくぐり抜けて

一緒にいて欲しい ありがちで特別な夜

もうじき夜明け前 それを超えていこう 小さくても一生懸命な命 

それはひとつひとつが大切な光の粒なんだ

慰められたら泣き崩れてしまいそうな 怒りや悲しみを乗り越えて

今の状況では離れ離れでいても、一緒にいるよ 

今まで当たり前の日常だった 今この特別な夜を一緒にいこう

 

【紫の夜を越えて 歌詞を読み解く ②】

2番に入ります。

 

溶けた望みとか 敗けの記憶とか

傷は消せないが 続いていくなら 起き上がり

今の状況の中では、未来が思い描けなくなったり ネガティブな思いとか

その心のキズは消えることはないが、まだこの状況が続いていくのなら 起き上がり

 

紫の夜を超えていこう 捨てた方がいいと言われた

メモリーズ 強く抱きしめて

もうじき夜明け前 それを超えていこう もう忘れ去った方がいいという 

大切な思いや過去も 全てを 強く抱きしめて

 

従わず 得られるならば 砂の風に逆らい

再び生まれたい ありがちで特別な夜

何かに従わずとも 得るものがあるならば 思い切って自然の慣しに逆らい

もう一度生まれ変われるんだ この時 もうすぐ明けようとしている夜に 

新しい未来へ

 

袖をはばたかせ あの惑星に届け

少し動くのも 恐れてた日々 突き破り

誰もが持っている羽を広げて あの美しい惑星 地球に届けよう この思いを

この状況で自由に動けない日々 コロナを恐れていた日々 そんなものを突き破って

 

紫の夜を超えていこう いくつもの光の粒

僕らも小さな ひとつずつ

小さくても一生懸命な命 それはひとつひとつが大切な光の粒なんだ

 

なぐさめで崩れるほどの ギリギリをくぐり抜けて

一緒にいて欲しい 遠くまで 潤み始めた目を開いて

紫の夜を超えて

慰められたら泣き崩れてしまいそうな 怒りや悲しみを乗り越えて

今の状況では離れ離れでいても、一緒にいるよ 

様々な感情で泣きそうになるけれど、その目をしっかり開いて 遠い未来を見つめて

もうじき闇が終わり、この美しい惑星の紫の空を越えていこう

 

                             

 

こんなふうに読み解きました。

地球を美しい惑星というところが、

なんだか草野さんが別の星からきた宇宙人のように感じたり、

でもその視点(第3者的視点 もしくは 宇宙人)は、

地球はこんなにも美しい そして頑張っているよ と

改めて感じさせ、

そして客観的に地球や人間たちを見ることで

なんだろ… 少しだけ安らぐ というか、冷静になれるというか、

そんな気持ちにしてくれて

明けない夜はないのだ という力強いメッセージに聞こえました。

 

【まとめ】

緊急事態宣言発令の中、まだ不透明な先行きを目の当たりにして

2021年を迎えた人類。

去年のクリスマスに、夫が私にプレゼントとして

スピッツのリモートライブ『猫ちぐらの夕べ』をみせてくれた。

スピッツのメンバーの思いと共に スピッツの名曲の数々が

ひとりひとりの心に 確実に強く届いた夜だった。

スピッツのいる夜ならば きっと大丈夫。

『紫の夜を越えていこう』とともに前へ進んでいける。

 

デビュー30周年のスピッツの紡ぎ出す音楽は

さらに遠い未来を見据えている。

ありがとうスピッツ♪

 

小川彩佳キャスター コメント

小学生の頃から大好きなスピッツの皆さんが楽曲を寄せてくださると聞いた時、あまりのうれしさに泣きそうになりました。そして初めて「紫の夜を越えて」を聴いた時、その音と歌詞の優しさに、今度は涙が溢れました。なかなか光の見えないコロナ禍、明日はなにが起きるだろうと、お休み前にふと不安がよぎる方も少なくないと思います。私もそのひとりです。そんな夜に、「今日より明日がいい日でありますように」と祈りをのせて、視聴者の皆様とともに耳を傾けたいです。

 

最後までお読みいただき

ありがとうございます

 

 

あなたの人生がより一層輝きますように

ちさと作