フルート・オカリナ・ピアノ奏者＆講師
私はフルート奏者として、
①生演奏をお楽しみいただく、コンサートやイベントでの演奏
②YouTubeなどのオンラインでの演奏
③ヤマハ音楽教室でのレッスン
この３つを軸に活動しています。
「どの活動に一番重きを置いていますか？」
というご質問をいただいたので、
お答えしたいと思います。
結論を先にお伝えすると、
３つの音楽活動すべてに重きを置いています。
私にとっては欠けてはならない
３つの柱なのです。
今日のブログでは、
なぜこの３つを軸にしているのか、
きっかけや思いをお話します
①生演奏をお楽しみいただく、コンサートやイベントでの演奏
私は演奏家として、
「心の底にしまっている感情に寄り添い
光を感じられる演奏を届け、
演奏を通して癒しの時間を提供したい」
という思いで
コンサートやイベントに出演し、
演奏をお届けしています。
このような思いを抱いたきっかけは、
自分自身が音楽に心癒される体験をしたことです。
私は幼い頃、感情を素直に言葉にするのが
苦手なタイプでした。
人の機嫌を伺ってしまうのです。
そんな私がストレスから解放される瞬間は、
音楽を聴いたり、
楽器を奏でている時でした。
楽しい気分の時は
明るい音楽を聴いて気分を高めたり、
嫌なことがあった日には、
フルートやピアノに
「ねぇ、今日悲しいことがあったよ…」と
語りかけるように奏でて心を落ち着けたり。
幼い頃から今に至るまで
音楽は私の気持ちを代弁し、
普段抑えていた感情を解放してくれて
音楽がいつでも私の心に寄り添ってくれました。
12歳の頃、夕暮れ時の下校中に思いついたメロディーをもとに作曲した、未来への希望を描いた曲。
プロの演奏家としてコンサートに出演するようになってから、
「音楽は多くの人の心を癒す力がある。自分だけではない」
と実感した出来事がありました。
それは、東日本大震災が起きた後に出演した
コンサートの時のことです。
震災直後、日本は自粛モードに包まれました。
＂被災して苦しい思いをしている人がいるのに、楽しいことなんてしちゃダメだ＂
＂被災した人の気持ちに寄り添わないと＂
多くの人がこのような気持ちで過ごしていました。
震災後１週間ほどは、
テレビでもバラエティはほとんど放送されませんでした。
そんなムードの中、
コンサートにご来場されたお客様の雰囲気も
どことなく元気がないように感じていました。
ところがコンサート終演後、
拍手を送ってくださるお客様の表情はにこやかで、穏やかな空気感に変わっていたのです。
「気持ちが沈んでいたけど、
演奏を聴いてすごく元気が出たわ。
生演奏ってパワーをもらえるのね。
癒された。ありがとう！」
というお客様の言葉に、
「やっぱり音楽は人の心を癒す力があるんだ」
と確信しました。
幸せ、絶望、喜び、不安、優しさ、力強さ…
生きていると抱くさまざまな感情を
フルートの音色にのせ、
演奏を通して＂癒しの時間＂を提供したいと思っています。
生演奏をお届けする
コンサートやイベント出演は、
演奏家としての活動において
重要な軸となっています。
ただ、冒頭でもお話したとおり、
・YouTubeなどのオンラインでの演奏
・ヤマハ音楽教室でのレッスン
この２つの活動も大切にしています。
この続きは、また次のブログで
思いの丈を語りたいと思います
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