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もうすぐ6月、ジューンブライドですね
ご依頼下さったご新婦様は、
学生時代に吹奏楽部でフルートを吹いていたとのこと
ご新婦様から最初に、
「ブログで演奏やレッスンの情報を見て、
まずレッスンをお願いしたいと思いました。
本当は当時両親に買ってもらったフルートを
結婚式で演奏したいと思ったけど、
もうブランクが長すぎて、演奏できる自信がないんです…」
というご相談を受けました。
学生時代の吹奏楽部では
大勢の中で演奏していたので、
ご両親は「ソロの演奏が聴きたい」と
望まれていたそう。
「両親の望みを叶えることなく、
フルートは辞めてしまい、今に至ります」
というお話を伺いました。
私は、ご自身が演奏したい気持ちがあるのなら
その気持ちをぜひ実現してほしいと思い、
私がサポートしますから演奏しましょう！
とまずお伝えしました。
ご新婦様は、
「少しレッスンに通って、
できそうだと思ったら演奏しようかな」
ということで、レッスンを始めました
数回レッスンすると、ほとんど感覚を取り戻され、
「結婚式で頑張って演奏したいと思います！
でも１人で演奏するのは不安なので
一緒に吹いていただけませんか？」
とご依頼いただき、
当日サポート演奏という形で
喜んでお引き受けしました
一生の記念となる１日、新郎新婦様と
大切なご家族・ご友人・同僚の方々が
心温まる素敵なひとときとなりますように…
と願いながら、
まずはご新婦様にじっくりとヒアリングして
ご家族との思い出がある曲や
旦那様へ贈りたい曲を一緒にセレクトしました
思い出の詰まった曲が数曲あったので、
せっかくなのでメドレーに編曲して、
楽譜をプレゼントしました
iPadで編曲・楽譜作成をしています
演出は、
誰にもフルートを演奏することは言わず
サプライズにすることに
レッスンを重ね、
演奏もばっちり準備できたところで、
結婚式当日を迎えました
私は挙式と披露宴の間の時間に、
こっそりと披露宴会場に潜入
司会の方・音響担当の方と、打ち合わせしました。
マイクや伴奏音源の音響、立ち位置、
サプライズのタイミングなどを確認し、
準備万端な状態で披露宴が始まりました
新郎新婦様の素敵な晴れ姿や
ご家族の笑顔、どこか寂しそうな表情をみて
涙腺が緩みつつ…
いよいよサプライズ演奏、本番！
ご新婦様は優しく綺麗な音色を奏でられ、
ご家族の皆さまは泣いて喜ばれていました
「あぁ、よかったなぁ…」と感動していると、
さらに嬉しいことが
「学生時代のフルートの思い出は
辛いことばかりでしたが、
先生のレッスンに通うようになってから、
フルートが好きだったことを思い出しました。
先生のおかげで、結婚式の準備期間が楽しい時間となりました」
というメッセージと花束のプレゼントを頂いたのです
感激して泣きそうだでしたが、
私は引き立て役なのでガマンガマン
帰ってから泣きました
ご家族の皆さまからも
「フルートが聴けるなんて思ってもみなくて、
とても感動しました。
本当にありがとうございました」
と嬉しいお言葉をいただき、
ゲストの皆さまからも
「ずっと聴いていたかったです」
などとお声をかけていただけて、
ご新婦様の想いが伝わって本当によかった。
この仕事ができて本当によかった。
と心から思いました
サプライズ演奏の映像です
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