続きです




入社してほとんど研修をしてきた

新入社員について、

「ミスが多い」

と他の社員に漏らしていたツボネ先輩。


新入社員のおかげで、ツボネ先輩も機嫌が良いように見えていたけど…


管理職の話は続きます…


「それから、最近ツボネさんとあなたにチェックを頼んだ仕事がありますよね。あれ、かなりの量のミスがあったはずですが、誰が作成したと思いますか?」


そう、手分けして報告書の最終チェックをしたけれど、誤字脱字や表番号など、色々と修正箇所があったチェック作業がありました。


「あれは、ベテラン3人が作成したんですよ。それで、ツボネさんにそれについてどう思うか聞くと、そんなにミスのない報告書でしたよ、と言ってたんです。明らかに人を選んでいるように思えました」


と管理職は続けました。


まあ確かに、ミスの頻度も私は多いし、

逆に仕事ができて信頼のあるベテランが珍しくミスをしても、何とも思わない気持ちは分かります。


「…とまあ色々とこの先心配はありますが、私が部署の問題として責任を負います」


と締めくくられました。


わたしはこの職場で働くことになった時は、

過去のブログでも書いていますが、

もうこの職場が最後の勤務先としよう、

ここで働かせてください。


という気持ちでいました。


産休も育休も取って、

それなのに、復帰して一年で退職することを決めてしまい、とんだヤバい奴です。


罪悪感でいっぱいの私に、


「最後に雑談になりますが、アルムナイという言葉を知っていますか」


と管理職は聞きました。