
ぺたっとね!!
ジャムと赤ずきん
しん☆ボーイ、紫と赤ずきんの3人は 赤ずきんの家の前に到着した。
「 さっき言ってた、赤ずきんちゃんが救世主って間違ってないと思うよ。 」
と しん☆ボーイが真剣な顔で話し始めた。
「 この村は赤ずきん誕生と共に活気に溢れてる。」
「 どうかな それに姫様みたいな得体の知れない人種も多くなったしな。 」
と 赤ずきんは話しながらしん☆ボーイを見ていた。
しん☆ボーイ「 この村が注目されてきたって事だろ?
良い光景じゃないか
・・・どうしたの?赤ずきんちゃん。
大人しくなちゃって、もしかして真面目な俺に惚れたかなん。
・・・・・・そんな真剣に見つめてドキドキするぅ~~
赤ずきん・・ここにキッスする? 」
しん☆ボーイは目を閉じて、来て!!のポーズをとっている。
「 うごくな!!! しん☆ボーイ・・・ 」
赤ずきんは、太ももからナイフを取り出し、
しん☆ボーイの頬に向けて、その鋭いナイフを放った!!
頬すれすれに垂れ下がる毒蛇に命中した。
また、ナイフはしん☆ボーイの頬を かすったのだ。
「 あ 赤ずきんちゃん・・ 」
と言いながら、しん☆ボーイはしゃがみ込む、腰を抜かしたのだ。
ナイフは蛇の腹に貫通し、そのまま後ろの木に張り付けになっている。
蛇の身体はうねうねしながら、腹にナイフが刺さったままだ。
ぱちぱちぱち・・・・・
紫が拍手しながら
「 さすが赤ずきん様、でも何故ナイフなど持ち歩くのですか? 」
赤ずきんは
「 ああ、 赤ずきんになった頃に、
物語を読んでな、クライマックスが狼に食べられるとこだろ?
まぁ 護身用にと思ってな 」
紫は考えながら
「 そうですね。もし現実に食べられたら、
ハサミで狼の腹を切った所で命が助かる保障などないですからね
さすが 赤ずきん様!! 」
赤ずきん 「 まぁ、狼が来た所で、秒さつだな。 」
しん☆ボーイはしょぼくれて
「 赤ずきんちゃん、僕のロマンが無くなるな・・
でも いつまでも追い求めるよぉ! 」
赤ずきんは、腰が抜けたしん☆ボーイのケツを蹴りながら
「 お前は、低俗な人狼だな!!!いつまで座ってる、このっこのっ 」
紫はむくれて
「 2人で、いちゃつかないで下さい!! 」
赤ずきんは、紫の耳を掴んで
「 私が いつ いちゃついた?! 」
紫はもじもじしながら
「 赤ずきん様、痛いですぅ 」
そんな中 しん☆ボーイが、一人二役で熱演し始める。
「 まあ、おばあさん、なんて毛深いの! 」
「 このほうが あったかいんだよ 」
「 まあ、おばあさん、なんて爪が長いの! 」
「 かゆいところが よくかけるようにさ 」
「 まあ、おばあさん、なんて大きなお耳なの! 」
「 おまえの話がよく聞こえるようにさ! 」
「 まあ、おばあさん、なんて大きなお鼻なの! 」
「 タバコの匂いを吸うためさ 」
「 まあ、おばあさん、なんて大きなお口なの! 」
「 おまえを食べるそのためさ ふふふっ 」
そして今度は紫が話し始める。
「 でも、おばあさん、おしっこがしたくなっちゃった。外に行ってもいいでしょ?」
「 ベッドのなかでしちゃいなさい 」
「 でも、おばあさん、お外に行きたいの 」
「 わかったよ、でも急いでするんだよ 」
人狼は女の子の足にひもを結びつけて、外に出してやりました。
赤ずきんは、そのひもを庭のプラムの木に結わいつけました。
人狼はじれったくなって言いました。
「 おまえ、まだしてるのかい? 」
答えがないので、人狼はベッドからとびだし、女の子が逃げてしまったことを知りました。ジ・エンド
ため息まじりで
「 もういい、 2人とも帰れ!! 」
と言いながら、赤ずきんは家に入ってしまった。
しん☆ボーイはよっこらしょっと立ちながら
ジーパンに付いた土を払い。
「 あ~~あ 怒らした~~ 」
紫 「 お前から赤ずきん様を守ってみせる!! 」
「 俺 帰るかな~~あっ それと前から言いたかったんだけど、
キミもこんな紫一色の服じゃなくて
ピンクとか、ふりふりリボン付とかの方が似合うんじゃない? 」
紫 「 余計なお世話だ、影武者は目立ってはいけないのだ! 」
しん☆ボーイは、十分目立ってると言おうとしたが、
そのまま 去って行くのだった。
つづく
