トレーニングをする時

スムーズに動くためには

使われている筋肉を意識するより

その筋肉が働く動作がしっかり行えるように

「動きの指令」を出すことが大切だったりします。

筋肉に意識を向けすぎてしまうと

逆にそこが必要以上に緊張してしまい良いパフォーマンスが出来なかったりするのですね。




例えば、うつ伏せになって足を上げ

腿裏の筋肉(ハムストリングス)を鍛えたい場合

ハムストリングスという筋肉をダイレクトに意識するより、足を遠くに引き伸ばしてからひざを伸ばして足を上げる、と指令を出した方が、ハムストリングスがしっかり使われるのでトレーニングとしては効果が高い。




5sアカデミーでこの話を聞いた時

なるほどなぁ、と思いました。




これはかなり色々応用が効いて

ダンスレッスンでも、

○○しないように」とキューイングすると

そこに意識がいってしまい余計踊りずらくなってしまうのだけど、スムーズに動くための動作にフォーカスしてキューイングしてあげると、驚くほど楽に動けたりするのです。




そしてこれ、さらに、感情との付き合い方にも

応用が出来るな、と。



感情を筋肉に置き換えると、

感情にフォーカスしすぎると

そこに囚われ逆に動きずらくなる。

でも、逆に行動がスムーズに出来るように

行動に対して指令を出してあげると

行動にフォーカスがあたりスムーズに動けるようになる。



例えば、朝起きる時。

なんとなくやる気が出なかったり

モヤモヤすることがあったとして

そのなんとも言えない重たい気持ちにフォーカスしてしまうと、行動することが億劫で、すっきり起きれなかったりしますよね。



そこで、

「まずは起き上がって伸びをしよう」

「窓を開けて朝日を浴びよう」

といったように、感情にフォーカスせずに、行動に焦点をあてて指令を出すと、意外とからだは動いてくれる。



そうやって

「じゃ、次はトイレ行こう」

「じゃ、次は顔洗おう」

みたいに、どんどん行動を重ねていくと

いつの間にか血の巡りも良くなってきて

「じゃ、今日もがんばりますか」

と徐々にエンジンがかかった状態に戻していくことが出来る。



からだと心はつながっているからこそ

からだがいつもの行動をスムーズに行うことができれば、こころも自ずと整っていく。


朝のルーティンワークが有効だったり

軽めの運動が心のリセットにつながったりするのは、このあたりに秘訣があるのだと改めて感じた朝でした。



人ってついつい何かモヤモヤすると

そこを解決しなきゃ!って思いがち。

でも、そこにフォーカスあてると

それが解決しないうちは動けない!になっちゃう。



「顔を洗う」ぐらいのレベルの

何も考えずに出来ることをいくつかこなしていくうちに、徐々にエンジンかかっていくと、行動することにフォーカスがあたり、動きやすくなっていく。



そうすると自ずとさっきのモヤモヤも

どこかにいっていたりするので

そんなやり方もぜひ試してみてもらえたら。



今日は素敵なカフェで

大好きな和田玲子ちゃんと月イチデートでした✨



さぁ、これからパーソナルトレーニング、がんばります!



みなさまもよき1日を!