祭りの後のからだは

ある意味無防備なので

からだの奥にひそやかにある嘆きも

すっと浮かび上がってくる。

 

生活が一変してしまった中

この生活の中に活路を見出そうと願う。

新しいチャレンジはとても刺激的で

こんな状況にならなかったら

出会っていなかったかもしれない人とのつながりに

感謝と喜びが交互にやってくる日々。

 

そんな中にも

やはり、嘆きはある。

 

当たり前のようにみんなと踊っていた日々。

当たり前のように人のからだに触れることができた日々。

当たり前のように大好きな仕事が出来た日々。

人と食べるご飯は美味しいし

たわいもない会話をしながらお茶する時間は

ほんとうにかけがえのないものだったのだ。

 

改めて、それが出来ない今の悲しみと嘆きが

ぐっとからだの底から突き上げて

涙が止まらない。

 

同時にほっとしてる。

悲しいって言えたことに。

涙が溢れたことに。

きっと誰もが

その悲しみを笑顔に変えて

今日も生きている。

 

人の心の中には

無数の感情が存在する。

 

それに善し悪しはない。

だからこそ、どの感情があることも

ちゃんと許していい。

 

悲しい時は悲しむ。

嬉しい時は喜ぶ。

その時々湧きおこる

自分の中にある叫びを

一緒に味わい生きていくことは

どんな生活でも変わらないものね。

 

気が済むまで嘆いたら

ちゃんとお腹がすくから

からだはほんとに正直ですね。

 

土鍋でご飯を炊いて。

お味噌汁を作って。

昨日宮崎の母から届いた

美味しいお肉を焼いて。

 

また1日をはじめよう。

 

今日もよき1日を。

 

#徒然日記