仕事に行く道すがらにすれ違った女性の姿勢が印象的で、そこからいろいろと考えさせられた。

スプリングコートにスカーフを巻き、花柄のパンツで春らしいおしゃれをきちんと楽しんでいる顔立ちのきれいな方。足下はヒール7cmのパンプスで完璧なコーディネート。
ただ一つ、どうしても気になったのは彼女の姿勢。身体が不自然に傾いていて、いかにも窮屈そうに歩いているけど、それに対してはあまり自覚がなさそうだった。

一日、二日で身体の傾きが形状記憶されることはない。それはもう長年に渡って培ってしまった身体の使い方の癖が形となって現れてしまった結果だ。
そしてその身体の傾きがいずれ腰や膝の不調や肩凝りなどを招く因子になると思うと、やはり、自分の身体の使い方に対して無自覚でいるのは何やらもったいない気がしてしまうし、どんなにおしゃれしていても、土台になっている身体の姿勢の美しいさについて無自覚なのは、やはりそのおしゃれも魅力が半減してしまうように思う。

であるならば、日頃の身体の使い方を、身体にとって機能的に、快適に使えるように日々を積み重ねていけば、自ずと姿勢はきれいに保たれ、身体の不調を最小限に抑えられると共に、若々しさやはつらつさといった健康的な美しさをアピール出来る。

一日、二日では変わらないかもしれないが、それを一年、二年と意識的に積み重ねていった時の差は歴然ではないだろうか。

だからこそ、ぜひ、多くの人に自分の身体と向き合う時間を持ってもらいたいと心から思う。
だっていいことたくさんあるものね。

ヨガだって、ピラティスだって、ダンスだって、タイヨガマッサージだってチネイザンだってなんだっていいんです。

身体と向き合うきっかけになるツールに出会ったら、それを続けてみること。それだけで、身体は変わる。心も変わる。もっと言えば、人生も変わる。

今日も素敵な一日を!

松藤邸ヨガ。
びしっと決まったね^ ^

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