栃木県那須塩原市の那須野が原公園テニスコートで、4月7日(日)に、第100回関東近都県大会個人戦が行われました。

第100回、すごいです。

[参加チーム]

福島:西郷一2/岩瀬C5

栃木:Berry Beat5/

豊郷4/河内4

群馬:群馬中央3

茨城:取手一6/潮来一1/

塚田C4/みらい3

千葉:昭和学院4

東京:清明学園7/明法3/

深沢3

神奈川:高浜3

埼玉:芝東4/上青木6.5/

秩父一4/住吉3/幸手4/

篠津3/TNB2.5/原市2

[結果]

1位:木原・奥田

(上青木)

2位:布施谷・宇津木

(清明学園)

3位:山里・吉澤

(上青木)

4位:川嶋・森島

(上青木)

5位:村田・桐山

(上青木)

6位:小島・渡辺

(清明学園)

7位:小吉・江口

(上青木)

8位:野田・林田

(清明学園)

 

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第100回を迎えた関東近都県大会は、どのような経緯で始まったのでしょうか。

主催する発展会の正式名称は、「全国ソフトテニスを発展させる顧問の会」です。

発展会は、2007年(平成19年)、長野県菅平で6月と9月に開催される東日本選抜大会の母体として発足しました。

長野県の坂西淳一先生を会長とし、当時埼玉県杉戸中学校の女子顧問だった安藤隆先生が女子事務局を、杉戸中学校の男子顧問だった香山和昭先生が男子事務局を担当し、現在も両先生の指揮のもと非常に活発に活動しています。

東日本選抜大会は年4回に増え(7月・12月追加)ましたが、「これ以外にも定期的に集まって研修会を!」という声が高まり、関東近都県大会を毎月1回程度会場を固定せずに行うようになりました。

 

第1回関東近都県大会は平成24年(2017年)10月20日に、埼玉県幸手B&Gコート6面でした。

参加中学校は、茨城県から大洋・取手一、神奈川県から領家、東京都から上一色、埼玉県から杉戸・芝・上尾南・前原の8校。

結果は、1位杉戸、2位芝、3位が取手一と領家でした。

第2回は翌月11月4日に、栃木県佐野運動公園で参加校は以下の12校。

山形県から坂田六、福島県から西郷二、栃木県から佐野城東・黒羽・石橋、茨城県から取手一、東京都から八王子、埼玉県から杉戸・芝・上尾南・前原・栗橋東でした。

結果は、1位西郷二、2位取手一、3位杉戸・芝。

第3回東京有明テニスの森での大会から桂・濱中方式を採用し対戦数が増加しました。

1ペア当たり12対戦が可能になります。

月例方式である関東近都県大会が定着するに従い、先生方・コーチの熱い指導による選手たちの右肩上がりの成長と活躍が継続できて、一気にレベルが上がりました。

 

翌平成25年(2013年)、ついに発展会初の全国優勝校が出ました。

大島先生率いる神奈川県領家中です。

以降、毎年のように全国優勝校が生まれています。

H25:領家(団体)

H26:清明学園(個人)

H27:西郷一(個人)

H28:杉戸(団体)

H29:杉戸(団体・個人)

H30:清明学園(団体)

R1:芝東(団体・個人)

R2:コロナで中止

R3:清明学園(団体)

R3:中野(個人)

R4:上青木(団体)

 

発展会の特長は、「その年に強いチームを集め、翌年弱くなったら呼ばない」のではなく、顧問の先生や指導者を大切にしている点です。

心身共に健やかで強い中学生プレーヤー育成のためには、指導する大人にも一定の時間と環境が必要だからです。

 

中学生スポーツの在り方が変化していく今後も、子供たちのために、発展会は頑張り続けたいと思います。

選手を支える保護者の方々と手を携え、指導者を応援しながら、ソフトテニスの興隆をめざし、その人口を増やしていきたいです。

関東近都県大会第200回をめざして、再出発です!