亡き祖母は、年寄り扱いが嫌いという、どこにでもいる老人でした
いつかのブログに書いたかもしれませんが、年寄り扱いが嫌いなあまり、敬老の日はお祝いをしなかったほどです
その代わりに、母の日に日頃の感謝をこめて花を贈っていました
そんな祖母が私は本当に大好きで、本人にもよく『1分1秒でも長生きしてね』といっていたほどです😅
世間的な評価や親戚のご意見はわかりませんが、私にとっては世界一のおばあちゃんでした💚
…母がそれなりにいわゆる毒親風味でしたので、姉や私が比較的に真っ直ぐに育ったのは、祖母のお陰だと断言できるほどです(笑)
だから、亡くなった後には、朝晩のお線香と般若心経の読経は欠かさずにお勤めさせていただいております
ちなみに、祖母が亡くなるまでは朝だけだったので、どんだけ祖母びいきしてるの?!と他のご先祖様がたに笑われてるかもしれません😀
知らんけど…
そんな大好きな祖母の3番目の妹が、昨日お見舞いさせていただいた大叔母です
5人いた祖母の弟妹もすでに4人が鬼籍に入り、たった1人残った大叔母にはもっと長生きして欲しい…というのが、自分勝手だとは理解してますが、私の本音
だけど、ご本人の苦しさは…?
ご家族の心労は…?
と考えてしまうと、答えが出ません
祖母が少しずつ古木が枯れていく姿のようにゆっくりと衰えていってくれたので、私は『その日がくるのを』少しずつ覚悟していくことができました
長生きすることが、必ずしもめでたいことばかりじゃないってこともいやというほど知っております😓
なにしろ、仕事柄、いわゆる『安否確認』や『孤独死』の連絡や相談をよく受けますし
今日もなぜだか2連続で受けてしまいまして、ちょっとへたれたものです😅
いまのところ、大叔母はたぶん安らかに眠られてると思うのですけれど
悲喜こもごも…よりも、悲しいことがかなり多めな電話ばかり受けておりましたので、ちとガックリきておりますが
想像力豊かすぎて、アレコレ人の思いを考え込みすぎてしまうのですが
今回は、振り切って自分の欲望?に素直になることにいたします
やっぱり、大叔母には、もっと長生きして欲しい!!です