ファスティングで何故体重が落ちるのか?
単に食べないから、だけではなさそう。
私が実践したのは
【山田式ミネラルファスティング】
専用の酵素と水だけをいただくプログラム
何も食べない、というのは想像以上に身体に負担をかける。でもいつも通りの生活はおくる。
そんな日常を普通に過ごすためにも、独自のファスティングはかなり危険。
正しい手順のファスティングを行うと、なぜ痩せるのか?
何となく痩せていった
ではなく、
身体のメカニズムとして、ある一定の期間を過ごすと、痩せるためのシステムが備わっているようです。
そのメカニズムを理解していると、ファスティングの効果をより実感することができます。
痩せる観点で、ファスティングを分析してみたいと思います。
専門的になりますので、ご興味のある方のみお読みください♪♪
※
ファスティングのキーポイント
【ケトン体】
ケトン体とは、肝臓で脂肪酸を分解して作られるもので、脳のエネルギー源であるブドウ糖の代替エネルギーとして使われる体内物質。
普段食事を通じてエネルギー源を摂取しているけど、断食中は食事由来のエネルギー源は入ってこない。
そのため、体内の物質からエネルギーを作り出すように身体のしくみが切り替わります。
これによりつくられるのが、ケトン体。
脂肪酸から作られているので、脂肪が減っていくのも納得できます。
常に作られているのではなく、エネルギー源を体内の物質に頼る=空腹状態になって、はじめて発生するもの。
本来のエネルギー源は、食事から摂取するブドウ糖。このブドウ糖はグリコーゲンとして常に肝臓に一定の量が貯蓄されてる。
それを使いきるまでの最長48時間は、ケトン体は発生しないとされています。
ちなみに肝臓には、アミノ酸(たんぱく質)も貯蔵されており、これもブドウ糖に変換されるけど、すぐなくなっちゃうみたい。
ここからが自己犠牲によってのエネルギー確保の開始。
エネルギー源確保のメカニズムを簡単に記載すると、
食べ物によって摂取=ブドウ糖の確保
↓
食べないことによって空腹の継続
↓
肝臓に貯蓄されてるブドウ糖を利用
↓
ブドウ糖が底をつきるとアミノ酸を利用
↓
それも無くなると、脂肪酸を利用し、ケトン体を生成
↓
予備燃料の完成
このメカニズムがあるからこそ、ファスティングを行って食を経っても生命維持ができるしくみとなるわけです。
ケトン体の生産が最も多くなるのは、断食をはじめて4日~7日後。微量であれば短期間での断食時にも発生するようです。
3日間ファスティングだと、生産量は微量ないのかな~という感じ。
脳や身体にも変化が期待できるよう✨✨
【ケトン体がもたらす嬉しい効果】
~脳~
◆空腹を和らげてくれる
◆気分が穏やかになる
◆集中力、思考力、記憶力がアップする
◆幸福感に包まれる
~身体~
◆交感神経の働きを抑える
◆細胞を酸化ストレスから守る
参考文献:山田豊文著 脳がよみがえる断食力
私自身も実践してみて、実際感じることができるものが多かったです。個人差はあると思いますので、参考程度に。
ファスティングの効力を最大限発揮するためにはまだまだ工夫や知識が沢山ありそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました♥
本日も素敵な1日をお過ごし下さいませ!