新しい自分が見たいのだー仕事する。 | I LOVE 知立ホルモン&牛ざんまい豊田元宮店!

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名鉄知立駅前徒歩3分、名古屋名物味噌とんちゃん屋知立ホルモン、豊田市 炭火焼肉牛ざんまい豊田元宮店を運営するH’BOID株式会社のブログです。イベントや、常連様やスタッフさん紹介、弊社代表取締役渡辺英人の日常も綴っています。

I LOVE ホルモン!

ホルモン&焼肉ファンの皆様、こんにちは。

 

さて、最近間が空きすぎていますが、日々の様子を。

2月は、「平成最後の半額祭!」開催しています。

次回開催は新元号なので、今回の半額祭りが平成最後の半額イベントになります。

いつも来て頂いている、メール・LINE会員様への感謝イベント。

今回は、スペシャル特典?として、

「新元号は平成です。」て言いたい方に、

「小渕さん風グッズ無料貸し出し」中!!!

 

これして、SNSしたら、

まさに、今年の半額イベントは、「映える半額祭!!」(笑)

ぜひ、お腹も心も満タンになる、笑えるイベント、

楽しんでもらえたら、と思っています。

幼馴染がご来店してくれました。お土産を頂きました。

わざわざ2時間かけて、お店まで来てくれる、そういう友がいる、というのが、

私の財産なのだと思います。

(車で来る2時間の距離に、どれだけの数の焼肉屋さんがあるんだ、という)

 

先日は、2年続けてくれたはるかのお疲れ様会を。

朝起きて、皆を乗せて「浜松日帰りツアー」を。

企画・立案・運営・ツアーガイド並びに運転手、を全て、

私一人がこなします(笑)

まず朝は、奥浜名湖の景色の良いカフェでお茶をして。

映えるところ、連れて行って。

浜松餃子食べて。

お腹一杯、て言うから、思いつきでボウリングして(笑)

私が好きなお店のデザート買って。

帰りの浜名湖SAで止まり、皆で食べました。

 

バカ話がメインですが、車の中で、色々話をして。

将来の事。仕事の事。うちのお店がしたい事。

あなたたちになって欲しい事。

身につけて欲しい事。

 

自由と丸投げが混在している今だからこそ、

今は分からなくて良い、聞いたことがある、それだけが、

いつか全く聞いた事のない人と違って、気が付く、

感じる、自分の進む道が分かる。

 

お昼ご飯を食べながら、

「こういう時は、こうするといいんだぞ。

それ、営業の鉄則なんだ。」

「こういう時は、こういう風にするとうまく行くんだよ。

うまい営業マンは、みんな、やってる。」

 

クレームへの対応、物事を進める時の順序、

社会へ出て、こんな事ができないと恥ずかしいんだよ。

 

「何かあったら、聞けよ。」

「え?相談していいんですか?。」

 

いつだったか誰だったか覚えがないけれど、

そういうスタッフさんを見て、世の中が間違った自由を、

あなたのやりたいように、が間違って広がっていることを知りました。

分からなかったら、聞くの当たり前やないか。

 

若い子は出来ないんじゃない、知らなかっただけ。

 

それをちゃんと教えるのが大人の役割。

 

帰ってきてから、連れて行った仲間たちから、

「楽しかったです!ありがとうございました!」と。

朝起きて、みんなを連れて行き、そして全部御馳走する(笑)

自分は何をしているんだ、と思うときもありますが、

いいんです。2年、お店を支えてくれた、

はるかへ精一杯のお礼をしてあげたいんです。

 

「お前、いいか。ご飯食べに連れて行ってもらったら、

先輩が払ってくれるなら、外で待って、お礼を言う。

帰ってからも、もう1回、今日はありがとうございました、て

メールするんだぞ。」

 

そうやって、先輩や後輩、

人と触れ合ってこなかったのだから、うまく出来なくて当たり前。

ここで覚えて、社会へ出たら、ちゃんと礼儀の出来る、素敵な大人でいて欲しい。

先輩や会社に可愛がられる人でいて欲しい。

 

人は人との関係性の中で磨かれます。

 

こうやって出かけて、仲間と触れ合い、楽しみ、何かを知る。

何かに気が付く。

 

手考足思(しゅこうそくい)

私は木の中にいる石の中にいる、鉄や真鋳の中にある 人の中にもある。
一度も見た事のない私が沢山いる。終始こんな私は出してくれとせがむ。
私はそれを掘り出したい。出してやりたい。

私は今、自分で作ろうが人が作ろうがそんな事はどうでもよい。
新しかろうが古かろうが西で出来たものでも東でできたものでも
そんな事はどうでもよい。すきなものの中には必ず私はいる。

私は、習慣から身をねじる。未だ見ぬ私が見たいから。
私は私を形でしゃべる、土でしゃべる、火でもしゃべる、木や石や鉄などでもしゃべる。

形はじっとしている唄 飛んでいながらじっとしている鳥 そういう私をしゃべりたい。
こんなおしゃべりがあなたに通ずるならばそれはそのままあなたのものだ。
その時私はあなたに私の席をゆづる。
あなたの中の私 私の中のあなた。

私はどんなものの中にもいる。立ち止まってその声をきく。
こんなものの中にもいたのか。あんなものの中にもいたのか。

あなたは私のしたい事をしてくれた。あなたはあなたでありながらそれでそのまま私であった。

あなたのこさえたものを私がしたと言ったならあなたは怒るかもしれぬ。
でも、私のしたい事をあなたではたされたのだから仕方ない。
あれはあれで、あれ、これはこれで、これ、言葉なんかはしぼりかす。

あれは何ですか。あれはあれです。あなたのあれです。
あれはこうだと言ったならそれは私のものであなたのものではなくなる。

過去が咲いている今
未来の蕾で一杯な今。

        
昭和38年 秋 河井寛次郎

 

帰ってきてから、撮った写真を色紙に貼り、

河井寛次郎の言葉を贈りました。

「お前ら、河井寛次郎教えてくれる飲食店、どこにあると思ってんだ(笑)!

素晴らしい日本人を知りなさい。素晴らしい言葉に出会いなさい。

私達だけは、美しく生きましょう。」

 

うちに来てくれた子達だけでも、今のVUCAと呼ばれる時代、

生き残って、自分の人生をより良く生きられるように。

今のテーマは、はっきりと分かっています。

気が付くことはたった一つです。若くて出来る子もいます。

それさえ気づき、学べば、シンギュラリティが来ようが、

周りがどうだろうと怖くありません。

(人口減に関しては、絶望的ですが)

 

目の前の物を物としてみるだけではなく。

目の前の人を他人と思うのではなく。

物も、自分の手の延長だとしたら。

目の前の人も自分だったとしたら。

そうやって、感じられて生きられたのなら。

 

過去にかかわってくれた人の集積が自分という存在。

そして、過去にちゃんとしてきたから、今、ちゃんと花が咲いている。

そして今、ちゃんとすることで、また、未来に花が咲く。

だから人生に、一度も気を抜く時はありませんね。

人生はあっという間なのだから。

 

仕事観は人生観。

どう仕事するかは、どう生きるか。

 

「新しい自分が見たいのだ―仕事する」

河井寛次郎

 

「お帰りなさい」

河井寛次郎を教えてくれる珍しい飲食店、今日も開いています(笑)