レインボー療法とはレインボーパワーとレインボーテープという
施術道具を、経穴や不調部位にアプローチする事によって経絡の
流れを整える療法です。
【はじまり】
レインボー療法の考案者 小野田順亮先生は1941年生。
25才の時、柔道整復師と鍼灸師の資格を持つ友人が目の前の
苦しんでいる女性を的確な判断で治療したことに感激し医療を学び
始めました。
以降、独学で仕事の合間にインド伝承医学アーユルヴェーダや神秘なる
チベット医学、4千年の経験と統計の中国医学、治療も合わせ持つ
仏教医学、苦難の宿命を乗り越えたホ・ジュン先生の韓医学等を
学ばれました。
学ぶだけで実践はしていないまま年月は流れて行きました。
50歳を前に転機が訪れます。
20代後半のころ、先生の元に大学生が集まってくることがあり、社会人としての
心構えを講義されていました。半生を振り返る意味もこめ、その頃の数人に
連絡を取り、20年以上を経て現在どうしているか訪ねました。その中で、ある
一人は理工系の大学で教員免許を取得して、高校の数学の教師をしていたの
ですが、教師を辞めていました。
「なぜ辞めたのか?」「今は何を職業としているのか?」と聞いてみると、
「今は施術家を業としています。学校で30名の生徒に教えるのも大切ですが、
病氣や痛みで苦しんでいる人たちを助けて感謝を頂く事に心から満足しています。」
と語りました。彼の真摯な施術姿勢を目の辺りにして、心から施術家になりたい
という衝動に駆られたそうです。
施術家として歩み始め、1人ずつ病める方を想い施術を重ねていきました。
施術家を志してから2年後(1990年)には御縁のあった大阪市北区のお寺で、
“手当て”と称して氣功施術をするようになっていました。
彼の施術が評判となりたくさんの患者さんが来られるようになっていたそうです。
その中で、患者さんやそのご家族が「自宅でできる手当て法を教えて欲しい」
また施術家の方が「自分の施術法に加えたいので学びたい」という要望が
増えていました。試行錯誤しながら自身の療法を指導し始めるも
「どうすれば誰もが効果が高く安定した施術ができるようになるのか」
自問自答するようになったそうです。
そのうちに施術家の「能力・技術の“差”」をうめる器具を作りたいと
考えるようになり施術器具開発の研究が始まりました。
“流れの停滞”を解消する器具を1992年に確立。
現在では、鍼灸師が鍼治療の代わりにレインボー療法を使用されることもあり
「刺さなくても良い鍼治療」といわれる事もあるそうです。
【どんなもの?】
虹(レインボー)の7色のように人体を7種類のタイプにわけ、そのタイプに
あわせた施術をする事からレインボー療法という名が付けられています。
「あらゆる不調は、その不調部位を通る経絡の流れが悪くなっている」と考えのもと、
経絡の流れを改善させる為に、東洋医学では鍼やお灸などを使用しますが、
レインボー療法では特殊な指圧棒「レインボーパワー」と、7色の施術用テープ
「レインボーテープ」を、経穴(ツボ)や不調部位に施術するツボ療法です。
適応する不調は広範囲で概ね東洋医学の範疇です。
主に「コリ・痛み・しびれ・関節の可動域制限」に対し、即効性があります。
体に傷を付けないので、恐怖心を与えず安心で、皮膚面の消毒も不要です。
【色の効果】
色が生活にとって重要な役割を果たす事は、一般には今でもあまり知られていません。
誰もが色は目でとらえ、そして識別されると思っています。
しかし実は、皮膚にも色をとらえる能力が存在するのです。
今日の科学では、色光は電波や熱と同じ振動の一種である事が知られています。
この振動の中で目に見えるものが可視光線と呼ばれ、波長の長い順から
赤・黄・緑・青・紫へと変化していきます。
色光の振動数のほんのわずかな領域だけは人間の目が感じて、つまり見る事が
出来る訳です。
人間の皮膚は紫外線に当たれば日焼けし、赤外線に当たれば熱を感じます。
色は人間の目には見えない紫外線と赤外線の間の振動ですので、
その色を利用して施術が行われています。