STAY STRONG
ども、治療家サポート の松下です。
地震が起きてから、もうすぐ1週間。
これまではブログ・メールを使った情報発信を控えてまいりましたが、心の整理が付きましたので、すこしお話をさせていただきたいと思います。
※ここからは被災されていない方へのメッセージです。地震・津波の被害をうけた地域の、1日も早い復興を祈ると共に、被災された地域の方には、心よりお見舞い申し上げます。
経営者にできる最大の支援は、活動を自粛することではなく、経済を回して、復興へのスタートを切ることなんじゃないか。
いま世の中は少し「自粛ムード」です。
でも、これじゃあいけない。
もちろん、「募金」も大事だし、関東の方は「節電」も必要だと思います。
現に私もやっているし、これからもやっていく。
でも、私たち「経営者」だからこそ、できることがある。
そう思って、この記事を書いています。
ブログを使って募金を呼び掛けることも大事だけど、
メールマガジンで募金を呼び掛けることも大事だけど、
もっと大事なことがあるんじゃないか。
ここ数日、そんなことを考えて過ごしてきました。
確かに、「私はどこどこに○○○万円寄付しました!みんなも募金しようよ!」とやることで、「じゃあ私も!」となる場合もある。
すごくすごく素敵な活動です。
でも、それはもういいと思うんです。
だって、私のメールボックスはそのようなメールでいっぱいだから。
おそらく、この記事を読んでいただいているあなたのメールボックスにも、同じようなメールがいっぱい届いているはずです。
だから、私からそのようなメールを出すこと・ブログを書くことは控えていました。
それが合っているのか、間違っているのかわからないけど、そう決めました。
そして、「今、経営者である私ができることは、なんだろう?」と考えて出た結論。
それは、経営者としての最大の支援は、活動を「自粛」することではなく、いつも通りの仕事をして経済を回し、復興へのスタートを切ることなんじゃないか、ということ。
周りが不安にあふれていても、周りが立ち止まっていても、「STAY STRONG」の精神で乗り越える。
先日書いたブログに、仙台の治療家さんがコメントをくれました。
「絶対に負けない」
それを読んで、心が熱くなると同時に、すこし恥ずかしくもなった。
だって、その時私は、TVでエンドレスに流れる被害の状況や、時間を追うごとにひどくなっていく原発事故の様子を見ながら、だいぶ心が弱くなっていたからです。
また、その治療家さんはTwitterで、こうもつぶやいています。
「こっから頑張らないと!若い力で盛り上げましょう!」
大変な被害に合われている方が、こんなにも頑張っているのに、自分は何をしているんだ。
活動を「自粛」している場合じゃない!(あくまで個人の意見です)
そう思い、ブログを再開し、活動も再開することに決めました。
人生、山あり谷あり。
いろんなことがあります。
でも、「STAY STRONG」の精神で、強く生きようと思う。
人間は弱い。
でも、それを理解していることが「強い」。
ある曲の歌詞から借りてきた言葉だけど、心からそう思います。
被害にあっていない人まで、TVなどに影響されて、活動を自粛してちゃいけない。
いまここで、普段の活動を進めていくことには賛否両論あるかもしれないけど、そろそろ経営者は体勢を立て直して、復興のスタートを切る。
それが、経営者にできる最大の支援だと思うのです。
もちろん、これは全員の経営者がそうであるべきだとは考えていませんが、自分と家族・仲間の安全を確保し、いざという時のリスクヘッジができたら、復興へ向けてのスタートを切ろう。
そう考えています。
まだまだ不安はあるし、電気もたまに止まるけど、「STAY STRONG」の精神で再スタートします。
私たち経営者の仕事は、誰かの対応を批判することではなく、
悲惨な災害を嘆くことでもなく、
不安にふるえることでもなく、
明るい日本の将来を作ることだ。
そのために私は、あせらずコツコツ頑張ります。
どうぞ、よろしくお願い致します。
松下