私と同じ部署の職員は15人ほど。このうち英語がからっきし出来ないのは2人だけ。
私と、「英語なんて学ぶものか。俺は日本人だ。」と意固地なアラフィフ上司の2人だけだ。
なぜみんな英語が出来るのか?
簡単にヒアリングしてみた。
結果、いくつかのグループに分かれた。
帰国子女グループ
このグループは別格である。小学生の頃アメリカで暮らしていて、気づいたら英語が話せたそうな。。。発音もネイティブ並み。英語よりも中国語を勉強しているとのこと。。。
外国語大学卒グループ
中学&高校の頃から英語が好きだったそう。英語を勉強することが、歯磨きくらい生活の一部になっている。TOEIC900点台は当たり前。英語でのコミュニケーションに困ることはない。
外資系企業出身グループ
学生や社会人なりたての頃は英語なんて話せなかったが、日本企業のカルチャーに馴染めず外資系企業に転職。会社に定期的に英語講師が派遣されてきて、仕事が終わると英会話レッスンを受けられたらしい。最初の1年は苦労したが、クビにならないよう努力を続け、それなりの英語力が身に付いたとのこと。
オヤジになってから独学グループ
アラフォーになってからNHKの英語番組や参考書などを中心に地道に勉強を続けたグループ。現在、ガッツリと英語で仕事するのは厳しいものの、英語の簡単な会議や難易度の高くない海外出張であればこなせる。きっかけは外国人とのミーティングでお飾りになりたくなかったから。
帰国子女と外国語大学卒のメンバーは明らかにレベルが違う。そりゃそうだ。英語を学び始めたタイミングが圧倒的に早い。すでに20年も30年も学び続けているのだ。そういうレベルが高すぎるグループを見ると、ただ凹むだけ。
目標とするのは、社会人になってから英語を習得したグループだ。みんなアラサーやアラフォーから勉強を始めている。その中には外国語大学卒に匹敵するほどの英語力の持ち主もいる。
このような同僚がいる限り、
「私はこれまで英語を勉強する機会がなかったので英語なんて出来ません!」とつまらん言い訳は出来ない。みんな見えないところで努力しているのだ。
アラフォーからでも遅くない。コツコツと勉強を続けよう。そして、後輩から目指されるシニアになろう。そう思った。