5月12日の記録


かなり自己満足な時系列のメモみたいな感じです。
長いし、興味ある方だけ読んでください





前夜は比較的よく寝れて、朝をむかえました。
看護師さんが来て、熱などを計り、
8時半から9時くらいまでに術着と、血栓防止の着圧ソックスをはいておくように言われる。

絶飲食なので、水分も取れず便が出るか心配してたけど、
朝から快便ヨシ!


予定通り14時からオペだと言われ、
それまで特に何もすることないからのんびりしてたっけ…
なんか記憶があやふやだ

13時半頃に両親と旦那が来てくれる
看護師さんもそこから
最終の指輪ついてないかや、アレルギーのあるなし、術後の点滴の副作用についてなど、
もろもろのチェックに来たり。
14時5分前に迎えにくるから、トイレに行っておいてくださいって言われる。


本当に5分前に迎えにきてくれて、歩いて手術室までGO!
家族は産後の病棟の待合室で待機でした。


人生で初めて行くオペ室。
え、めっちゃ人いる(大病院やから、手術室もいっぱいなので…)
ドラマで見たような光景でちょっと緊張してくる。

名前を念入りに確認さらて、オペ室に入ったら主治医の先生いて、
担当してくれる看護師さんもたくさんいて、
よろしくお願いします

と言った後は、言われるがままにオペ台へ。

裸にさせられ(タオルとかはかけてくれます)、心電図とか血圧計装着されて、
頚椎麻酔を背中からかけるのに、横向きにえびみたいに丸く寝かされ、
麻酔医が広範囲に消毒してくれて、
頚椎麻酔の針が太いから、その前に小さいのでさらに局部麻酔してくれた。

じんわり足があったかくなってきて、
仰向けにさせられ、
何度か麻酔がきいてるかの確認をされる。
お腹の上はつねったらちょっと痛いけど、下腹はもう感覚なし。

尿道に管をとおされるも、もう感覚ないから痛くない

で、胸より下にカーテンされて、
目の上にあのでっかい電気がパカーってついて

あれよあれよとオペの準備はととのっていく。


先生から開腹の向きを聞かれて、
私は横を希望。


「では、はじめます」って言ってはじまったけど、
何が行われてるのかもうわかんない
意識はあるけど、感覚ないし、見えないし…
ただ、なんかお腹を押されてる感はある


看護師さんがちょくちょく状況を言ってくれたり、気分悪くないかとか聞いてくれる。
看護師さんだけ見える位置にいるから、なんだか安心


途中酸素マスクつけられるも、
時間が経過すると、お腹押されてる感じと上半身動かせないから凝ってきたりしたのか、だるく感じてきてなんか気持ち悪くなったり、息苦しくなったりするけど、
自分自身で「大丈夫、冷静に。」って呼吸整えたりして、
そして、「メイちゃんもうすぐ会える!頑張ってる!」って頭の中で唱えてたら、自然と涙がとまらへんくなってきて、
看護師さんに涙ふいてもらいながら、励まされる


もうすぐ出てきますよーの声とともに、
お腹の上ぐーって押されて一瞬うってなって
そしたら産まれてきてくれたのか、
「おぎゃ~」って聞こえてきた

姿は見えないけど、無事に出てきてくれたーって思うと涙止まらない


赤ちゃんキレイにして、健康状態見てからしか
会えないってわかってたから、聞こえてくる元気な産声だけを耳にして私は引き続き胎盤出されたり、縫合されたりをされてました。


なかなか赤ちゃんに会えないし、出てきてからの処置の方が長くて、時計も見えないからわたし的にこの時間がめーーちゃ長く感じた。

動かせる上半身(特に鎖骨あたり)が苦しくて、だるくて…
ちょっと位置ずらしたりするたびに先生が「あと10分だから」とか「大丈夫?」って声とかけてくれるけど、本当に長く感じた。


母子共に状態が良ければカンガルー抱っこさせてくれるって言ってたけど、
やっと会えた赤ちゃんの呼吸がちょっとしんどそうやったらしく、対面だけさせてもらえました

初対面の赤ちゃんは色白で想像以上に小さくて
いったい何gで産まれてきたんやろか?って心配になったけど、でも、元気に産まれてきてくれましたよー
おめでとうございますーって看護師さんたちに言われたら
もう、感動しすぎてさらに涙
手を差し出したら、赤ちゃんが指をぎゅーって握ってくれてかわいすぎるー!!


だけど、すぐに対面は終わって、赤ちゃんは小児科に連れて行かれました。


その後も私の処置は続いて
長かった手術は無事に終わりました。

お腹、背中についた血をみんなに拭き拭きしてもらって、

下半身はその後も麻酔効いてるから、
みんなにされるがままに術着着せられて、ベッドに移動させてもらって、産科の看護師さんが迎えにきてくれた。


主治医の先生から
胎盤がやっぱり下の方にあったこと、
出血量は多めの900だったことが告げられる。

でも無事終わって、みなさんにお礼を言って
オペ室でる時に見た時間は15時半ちょうどくらいでした。

オペ時間は1時間半でした。


産科病棟の待合室で待ってた家族に会えて、
お母さんから「おめでとう!」旦那から「会えたよ、ほら」って携帯で撮った写真見せてもらって。
あ、みんなも会えたんや、良かったって安心したらまた涙

とりあえず私は術後の処置があるからと病室に一人で戻り、
看護師さんに病室に戻ってから
血圧、体温測定、出血確認もろもろされる。

抗生剤や子宮収縮剤の点滴をつけたり、足にエコノミー症候群みたいなのにならない為にポンプつけられたりしてから

ようやく家族が病室に戻ってきました。



赤ちゃんは引き続きいないし、
詳しい説明も小児科が立て込んでるとかで全然わからない状態。

みんなで感動を分け合いながらもなんだか実感がわかない状態が続いてました


たびたび、看護師さんによる状態チェックがあり、
術後しばらくは、出血がまだ続いててこまめにパットを交換してもらってました。


しばらくたったら、取れた胎盤を見せに来てくれました
実は、バースプランに胎盤見たいって書いてたんです

ベッドの上から動けなくてあまり見れんかったけど、へその緒とかもついてて、旦那はワーワー言うてたけど、私は全然平気で見れた
お肉屋さんに売ってるホルモンとかレバーの塊みたいやった
この胎盤が10ヶ月赤ちゃん育ててくれたんやー。
ありがとうございました


それからも小児科の先生からの説明はなく、小児科への赤ちゃんとの面会は旦那しか行けなかったので、母と父は17時頃帰って行きました。


旦那と二人になってから、ちょっとしたら、麻酔がちょっとずつ切れ始め、
足先のポンプの動く感覚かじんわりわかるように。
それと同時に傷の痛みというより、下腹部のキューってなる痛みが出るように。

本格的に麻酔が切れてきたら、そのキューってなる痛みが間隔的に襲ってきて

子宮収縮剤の点滴を入れてるせいもあって
これはどうやら後陣痛と言われる痛みではないか⁈って思い始める。


それがもう痛くて痛くて
看護師さんに痛み止めの筋肉注射打ってもらう。


それから、旦那はNICUの赤ちゃんの元へようやく呼ばれ、説明受けに行く。

18時頃かな?打ってもらった痛み止めが効かなくて、痛くて痛くて
でも、なんだか陣痛に耐えてる感も味わえてるんちゃうかとうれしかったり←かなりドM
水も飲まれへんし、暑いしで大変やった…


戻ってきた旦那から赤ちゃんは呼吸器に入ってるけど、明日には出れるし、元気で異常も特にないって聞かされる。
顔もイケメンやと
ずっと動いてて胎動あんなんやったなーとか会話してるものの、私は痛みに悶絶中

出生体重は、2610gやとようやく知れて、
あぁ、2500あったんやと安心した


でも、どうやらこの体重、旦那の聞き間違いで、本当は2649gなのでした



その後、旦那は私の痛みに耐えてる姿を見かねて、
なんやか逃げるように帰っていった…



どうしても痛いから、看護師さんに相談。
座薬の痛み止め入れてもらいました。

そしたら、それが効いて


痛いといえば痛いけど、だいぶ楽に!!


22時に水分飲む許可が出て、ようやく水飲めたー


夜中にまた激痛がきて、座薬入れてもらって、
なんとかウトウト睡眠を取れました。




そんな感じの1日。
・思ったより手術が長く感じたこと

・産んでから赤ちゃんにぜんぜん会えなかったから産んだ実感がわかなかったこと

・出産後お腹のふくらみがなくなって、久々に肋骨を触って感動したこと

・無事に元気な赤ちゃん産まれてきてくれてホッとしたこと

・後陣痛の痛みに驚いたこと


そんなことを思いました。
これが私のお産です。


長くツラツラと書いただけで読みにくくてすみません。
ここまで読んでくれてありがとうございました