日本の箏の楽譜を見たことはあるでしょうか?写真のような数字譜です。壱弐~十までの数字と斗(11)為(12)巾(13)が、上から下に読むように書かれてあります。これは生田流の楽譜で、山田流だと縦ではなく横(左から右へ)に数字が並びます。漢字縦書きの楽譜に、ドレミで育った人はまずびっくりしますよね。
漢字の国・中国の二胡や古筝の楽譜は同じ数字譜でも漢数字ではなくて123の表記です。なんだか面白くないですか?
遣唐使の時代に日本に伝わったのではないかと言われている箏は、日本で当時のままの姿を保ってきたのに、本家の中国ではもっと形を変えていったようです。数字を123に変えたのは大きな変革ですね。大陸的思考といってもいいのではないでしょうか。
