29. ママを責めて | 息子への手紙

息子への手紙

自己責任で児相に息子を一時保護された私。
自分にも向き合い児相問題にも直面した。
息子への思いと児相問題をつづる日記

 

 

 

七夕の日から玄関にはリス笹が飾られています。

 

今の家族の願いは唯一これのみ。

 

字の書けない3男も一緒です。

 

 

今日、起きて洗面所に行くと短冊を見つけました。

 

昨日まで何も書かれていなかったのに・・・

 

「○○が早くかえってきますように!!」

 

 

・・・

 

ママは泣かないって決めてたの。

 

あなたが返ってくるまでもう泣かないって。

 

泣く時間をあなたを取り戻す時間に変えようって。

 

 

でもダメだった。

 

皆はね、口にしないんだよ。

 

「ママが悪い・○○はいつ帰ってくるの?」

 

そんなこと一度も言わないの。

 

あなたがいなくなってから毎日泣くママを見て、優しいあの子たちのことだから

 

意図的にあなたのことを口にしないんだね。

 

皆あんまり言わないもんだから、ママから言うの。

 

「○○がいなくて寂しいね。帰ってきたら旅行に行って好きな所に一杯連れて行こう」

 

「ママがバカだったから本当にごめんね。○○も辛いけど皆も辛いね。もっと言っていいんだよ。もっと○○の事話してあげよう」

 

でもね、やっぱり皆ママの事責めないの。

 

だけど見てればわかる。

 

あなたがいなくなって10日経つけれど、あなたのいない毎日に慣れることなんてない。

 

皆笑ったり遊んだり普通に日々は流れていくけれど、やっぱりそこにあなたが足りないのです。

茶碗を4つ出したり、4人分ご飯を作ったり、あなたの好きなジュースを買ってきてしまったり・・・

 

そして弟は少し精神的に不安定で朝は毎日泣きじゃくるし、雄たけびをあげる・・・

 

ママはごめんねって抱きしめてあげるしかできません。

 

でも抱きしめてあげられるだけ幸せです。

 

あなたが悲しんでいても話を聞くことさえ許されない。

 

伝う涙もぬぐってあげられない。

 

母ですが・・・何もできないのです。

 

不甲斐ない。

 

不甲斐ないです。

 

 

 

泣いてるママをみて3男が

 

「泣かなくていいんだよ、泣かなくていいんだよ。ママ大好きだからね」

 

って・・・

 

余計泣くじゃん。゚(T^T)゚。