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◆変化アイテム製作講座◆
No、1【鏡音ヘッドフォン】
巷で大人気の鏡音さんのヘッドフォンをおよその製作費用を含めて紹介して行こうと思います。
超初心者向けなので鬱陶しい部分もあるかもしれませんがご了承ください。
すべてにおいて初めて!という人向けです。
前回の使用アイテムをもとに作成していきます。
まずは耳宛部分の設計図を…
長方形(長いほうが横、短いほうが縦)を描き、
縦を直径にした円をコンパスで描きます。
ダンボールなどで大きさの違うサンプルを数個つくり
耳に当てて鏡を見て自分の頭に丁度良い大きさを調整します。
今回の場合
●縦7.5cm×横9cm
で作成しました。
くりぬき部分の模様は
*外側から1cm
*内側に5mmの隙間をつくると
バランスがいいと思います。
時々間違えていらっしゃる方もいるようですが
丸いほうが前です。
自分に丁度良い大きさが解ったら
その型紙を元にライオンボードを切り抜きます。
くりぬき部分はとりあえずおいておいて
同じものを6個作りましょう。
ライオンボードをカッターでカットするとき
慣れてる人でも曲線はガタつきやすいようなので
上手く切れなくても大丈夫です。
最初は大きめに切って微調整しましょう。
ライターなどで軽くあぶると切りっぱなしよりは
マシなラインにすることもできるようですが
火気使用には十分注意してください。
6個の内訳は
*右耳2枚(土台)+くりぬき模様1枚
*左耳2枚(土台)+くりぬき模様1枚
となります。
3枚ずつにわけたら
それぞれの外側パーツ(くりぬき用)に
型紙に描いた模様をトレースします。
トレースした模様にあわせて
カッターで丁寧にくりぬきましょう。
↓くりぬいたパーツの下にホログラムを置くとそれっぽく見えてきます^^
耳宛てパーツの大きさに合わせて
ホログラムをカットしましょう。
半円のほうが黄色(金色)で
端っこの四角い部分が銀色です。
上の画像では上下逆さまになっていますが
小さい四角が上になります。
くりぬいたパーツを残しておくと
トラブル対策に活用できます。
これについてはまた後ほど…
3枚あるパーツの真ん中とくりぬきパーツの
間にホログラムを挟んで接着します。
左耳用は3枚目もくっつけて大丈夫ですが
右耳用はインカムをつけるので
内側用の1枚を残して置いてください。
★ここで注意→ホログラムは
G10などの強力なボンドを使用すると
シワシワになってしまうので
普通の木工用ボンドを使用しましょう。
インカムを接着します。
下の画像は耳宛てパーツを3枚重ねた状態で
左側が内側、右側が外側
インカムが刺さっている部分が下になります。
どちらかのパーツに1mm程度のくぼみを掘って
3cmほどワイヤーを埋め込みます。
左耳用も残りのパーツと重ねて、
ライオンボード同士はG10ボンドで接着します。
G10ボンドは強力なので指や衣服に付かないよう
十分に注意してください。
付いたらすぐに洗い流しましょう。
※絶対に換気しながら使用すること!
木工用ボンドでも問題ないとは思いますが
強度を考えたらG10が良いんじゃないかと思います。
接着中はライオンボードが歪むことがあるので
ハードブック数冊程度の重さがあるもので
抑えておきましょう。
曲線のガタつきが気になる場合
ヤスリを使用したら若干どうにかなりますが
あんまり削れません…
目の粗いヤスリで時間をかけたら
きれいになるかもしれませんが
私はそこまでしませんでした(笑)
>>>>続く>>>>