昨日の京都は小雨

雨が強くなるのかな?

そう思っていたら午後からは良いお天気になりました。

 

昨日、セカンドオピニオンを受けてきました。

沢山のブロ友さんが心配してくださり

コメントやメッセージラインを頂いて居たのに

昨日の記事にあげられなくてすみません。

 

疲れて頭が回らず書くことができませんでした。

みなさんも睡眠はしっかりととってくださいね。

 

 

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長文注意!

 

 

6月8日(木)

 

 

ダーさんが入院を拒否してでも受けたかったセカンドオピニオン

 

緊張とステロイドの所為か…

前日の夜はあまり寝られていませんでした。tunny

 

 

午前11時半の予約に間に合うように

9時半に自宅を出発。ミラジーノ

今回は、息子sssが一緒に行ってくれて

往復の運転もしてくれました。

 

 

sss「2時間もあるし余裕~~」と言っていた息子ですが

悲しいことに私に似てしまい

とんでもない方向音痴…

 

sss「到着-」と最初に連れて行かれたのは

 

ん???こんな小さな病院???

看板にケアって書いてあるぞ???

 

 

アセる「なーここは…あと20年は勘弁してくれ-」とダーさん

 

行くはずの病院系列の介護センターのようでした。モフッ

 

3人で笑って

少し緊張がほぐれました。

 

 

慌ててナビをして…

目的の病院に到着したのは10分前!

間に合って良かった。苦笑

 

病院で受付を済ませて

ふと振り返ると

女の子「大阪だから」と駆けつけてくれたHさん…

顔を見ただけで緊張していた気持ちが

少しほぐれました。泣アリガトー

 

4人で話しながら待っていると

予備診察に呼ばれました。

若い医師に、今までの治療歴などを話し

主治医から貰ってきた紹介状とCDを渡しました。

 

 

それから更に待たされること数十分。

 

やっと目的のY医師の診察に呼ばれました。

 

 

診察室に入るとY医師は電話中

しばし待たされて

電話を切った途端に

予備診察で話した内容に目を通し

主治医からの報告に目を通し

 

 

 

先生「こんなん、全身治療しかないやん」とガーン

 

 

先生「抗癌剤したらええわ」

先生「肝臓にも、脳にも飛んでるし全身治療しか無いな」

 

畳み込むようにそう言われ

返事すら出来ませんでした。涙ながれ目

 

 

やっとの思いでダーさんが

 

アセる「全身治療の抗癌剤はもう出来ません…」

アセる「なんとか先生の治療を受けられないでしょうか?」

そう絞り出すように言うと

 

持参したCTのを開き

クルクルと画像を回して診ていきます。

 

 

先生「あ、これか」

 

先生「んー  CT撮って血液検査して」

 

ん?????

何の説明も無いままCT・血液検査…

 

 

検査の結果を待っている間、

まだ居てくださったHさんに

長女B「ダメそう…」

長女B「全身治療しか無いって言われた…」

長女B「でも、何故かCTと血液検査をするって…」と報告すると

 

 

女の子「そっか…でも他に何かあるかもだし!」と慰めてくださいました。

 

そして私の気持ちはすでに

次に予定しているセカンドオピニオンに向いていました。むむ

 

 

 

息子は

sss「なんなん…殴ってやりたかった!」と憤慨していて

 

ひーくん「もしかしたら今回はあかんくても、いつかはお世話になれるかもしれへんから。そう怒るな。こっちはあくまで紳士的に対応するからな。それで良いな?」とダーさんが諭していました。

 

 

1時間チョット待っているとCT画像と血液検査の結果が出たようで

また、Y医師の診察室に呼ばれました。

 

 

 

重たい気持ちで診察室に入っていくと

 

 

先生「お腹の水抜こか」とまたまたいきなり。むむむ

 

ひーくん「いや…水を抜くなら京都の主治医のところでと思っていますが」

 

先生「穿刺して、水抜いて水の中に癌細胞があったら抗癌剤入れよ」

 

ん???????

 

アセる「抗癌剤…?全身治療ですか???」

 

先生「いや、お腹に直接入れる!」

 

 

あーん「えっ!やってもらえるんですか!?」

 

 

この時点でやっと、Y医師は私たちの方に向き直りビクーッ

話は急展開!

 

 

先生「うん。やってみよか」

先生「胃がんと卵巣癌からの腹膜播種が圧倒的に多いんや」

先生「正直肺癌からの腹膜播種は初めてや」

先生「肺癌の人自体が、来いへんからね」

先生「効くか効かないかはわからへんよ」

先生「上手く行ったら、系列の病院で肝臓もコントロール出来るかもやし」

先生「やる?」

 

 

ひーくん「お願いします!」

ひーくん「ありがとうございます」

 

 

先生「じゃあ…15日にIP療法予約入れるわ」

先生「15日大丈夫?」

 

ひーくん「はい!大丈夫です!」

泣く「ありがとうございます。ありがとうございます。」

 

先生「じゃあお腹の水抜いてもらって」

先生「頑張ろな」

Y医師がこの時、私たち家族を見回して

ニッコリと笑いました。

 

 

さっきまで

このうすら禿げ!むむむと思っていたのに

その頭は後光が差しているようでした。ハゲ(ヲイ

 

 

ダーさんはそのまま腹水を抜きに処置室へ

 

 

私は泣きながらHさんの元へ…

 

長女A「Hさん!やってもらえるって!」

長女A「肺癌からははじめてやけど、やってみようって!」

 

 

女の子「良かった…良かったね」

 

女の子「もうね、なんて慰めようか…なに言おうかと悩んでた。」

 

本当に我が事のように一緒に喜んでくださいました。ありがとう

 

 

長女B「あ…でも…腹水抜いて…腹水の中に癌細胞があったら、

やろうって言うてはった。腹水に癌細胞なかったらしてもらえへん。。。」

 

女の子「腹水の中に癌細胞がありますように。って願うの変やけど…」

長女B「癌細胞がありますようにって変やんね?」

長女C「でも…ありますように」

二人で泣き笑いしながら…変な願い事をしました。祈

 

 

 

穿刺で少しだけ腹水を抜くのかと思っていたら

 

「これは苦しいだろうから半分くらい腹水抜こうか」となり

3Lの腹水を抜いてもらいました。

 

 

前日に胸水を1L抜き、この日腹水を3L抜いたダーさん

 

ひーくん「うわー足が軽い。息切れがせえへん」とご機嫌。

 

 

その後、会計を済ませ

気づけば午後4時過ぎ…驚きおどろき!

 

Hさんはなんと5時間も私たちに付き合ってくださいました。ありがとう

本当に、Hさんが居てくださったので

5時間もの長い時間が過ぎていたとは思えませんでした。ありがと

 

 

 

ブログでダーさんが殆ど何も食べられていないことを知っていたHさん。

旦那様の闘病中に「これだけは食べられるねん」と仰っていたゼリーと、手作りのガトーショコラまで頂いて…

本当に本当にありがとうございました。

言葉には表すことが出来ないほど感謝しています。えーんありがとう

 

 

 

帰りにダーさんが

 

ひーくん「ワガママ言っていい?」と

 

長女「何~?」

 

ひーくん「どーしても、ポムの樹のオムライスが食べたい!」

 

食べたいなんて言ってくれるのは5日振り。上がる

嬉しくて!

行きましたとも、ポムの樹!

 

SSサイズですが半分も食べられました!うんうん

 

 

 

まだ…

IP療法を100%して頂けると決まったわけではありません。

でも、ぼんやりと灯りが見えた気がします。

 

 

今はそれだけで家族に笑顔が戻ります。

まだまだ

諦めません!手

 

 

 

かなりの長文にお付き合いしていただき

ありがとうございました。aya

 

 

セカンドオピニオン…

みなさんが祈ってくださった力が

きっと良い方に向いてくれたのだと思います。

本当にありがとうございます。ありがとうありがとうありがとう

 

 

追記

今まで通っていた大学病院とは全然違い

餅屋は餅屋だと感心することもありましたが

患者に対する扱いは…

やはり大学病院のほうが丁寧だと思いました。

最初のやり取りで、こちらが怒ったりイライラすると…

今回の急展開は無かったのかも…?と思わされました。

 

 

 

読んでくださりありがとうございます。

ブロ友の皆さんが笑顔溢れる毎日でありますように。