昨日、今日と暖かい日が続いています。
京都市内の桜もチラホラと咲き始めました。
新入生の歓迎会コンパでしょうか?
沢山の学生がいました。
ゆっくり、ゆっくりと歩いて
手を繋いでお花見に行きたいな。
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4月5日(水)
本来、ダーさんの主治医は水曜日に外来はありません。
「腰を含めたお尻までのCTを撮影した結果を聞きに来てください」
と言われ特別にダーさんだけのために外来に来てくださる日。
ダーさんは
「今日、抗がん剤してもらう!」という目論見を持っての来院です。
正直、主治医は(病院は)保守的だし
胸水の検査結果が出るのに4~10日かかると言っていたし
抗がん剤をしてもらうには、相当のバトルをしないと…
バトルをしても、抗がん剤はしてもらえないかも…と
まず、CTの結果から
大波の後ろに更に大波が隠れていました。
多発骨転移
腹膜播種
腹水
という新たな波…
前々からの
肺内増悪
リンパも増悪
皮下転移も増悪
ある程度の増悪は予想していましたが
これほどとは…
ダーさんも私もしばし無言になりました。
「骨転移の治療として、来週からランマークをします」
「来週12日は、歯科と眼科を回ってランマーク」
「時間がかなりかかるけれど、頑張ってください」
「先生!アブラキサンは!?今日はアブラキサンして欲しい!」
「検査の結果なんて待ってられへん!」
「やることやって悪るなるならしょうがないけど…」
「待っている時間も悪くなっていくと思ったらやりきれへん」
「ダーさんは、今日アブラキサンしてくれ!と言うと思ってました」
「検査室急かして、胸水の検査結果が大まか出ました」
「培養をしてないので100%では無いけれど…」
「今のところ菌は出ていません」
「そして、CT画像を見る限り白い陰は肺炎というより…」
「癌の増悪と判断します」
「よって、本日アブラキサンします!」
「ケモ室の予約が取れなかったので…処置室でですけれど」
「来週も、ランマークとアブラキサンしますから!」
「時間はかかりますよ」
主治医!ナイスファインプレー!
腫瘍の専門医じゃない主治医とは
最初、信用も出来ないし
あまりに保守的な事しか口にしないし
何度、言い合いしたか…
でも、オプジーボの暴走以来
専門医じゃないながらに、勉強してくれて
分からないとすぐに聞いてきてくれて
CTやMRIや他科への連携を必死にしてくれて…
今回も検査室を急かしたり
外来の日じゃないのに来てくれたり
ケモ室の代わりに処置室での対応をするなど
臨機応変に、しっかりと考えてくれて
治療に当たってくれています。
本当に、本当に感謝です。
ダーさんは今回出た痛み止め
オプソを服用するのをとても嫌がりました。
麻薬に対する拒否反応ですね…
今まで、ちゃんと説明してきたつもりだったのにな。
家に帰ってから、もう一度しっかりと説明をしました。
100%納得はしていないようですが
なんとか、オプソを使ってくれそうです。
かなり、難しい状況になりました。
今まで考えたくなかったことも
考えなくてはならないのかもしれません。
家のことだけでは無くて…
会社のことなどがありますから…
でも、
心の準備は全く出来ていません。
出来るはずがありません。
どうしたら良いんだろう…
それよりも
まだ全然諦めていません。
諦めては奇跡はおきませんから。
心が折れそうになりながら
それでも、奇跡を信じて
前を向いて
ダーさんと一緒に進んで行きます。
みなさんの応援を力に変えて…
読んでくださりありがとうございます。
ブロ友の皆さんが笑顔溢れる毎日でありますように。