今日の京都は良いお天気…からの曇り?あおぞらくもりRainman青空

なんだか安定しない天候です。

 

昨日、関東からのお友達が大阪のお友達と一緒に

名古屋に来たついでだからと(ついでじゃ無いのに!)

ダーさんのお見舞いに来てくださいました。にこありがとう

 

ダーさんと会ったのはほんの10分ほどでしたが

病院内のカフェで女3人…

話が盛り上がり、一杯励ましてもらい

パワーを沢山頂きました。(お土産もありがと~)

Sちゃん、Mちゃん本当にありがとう。shokopon

 

いつも、ブロ友さんの優しさに救われていますありがと感激。ありがと

また、頑張れるよ!肉球2

 

,゜.:。+゜,゜.:。+゜,゜.:。+゜,゜.:。+゜,゜.:。+゜

 

さて、

8月の後半に受けたLC-スクラム検査の結果

 

思いもよらず、見つかったEGFR遺伝子変異うーん

 

ダーさんはエクソン20侵入遺伝子というものでした。

 

EGFR遺伝子変異は現在エクソン19と21欠失変異に対して

 

イレッサ・タルセバ・ジオトリフおくすりという分子標的薬が有効として

ファーストラインから使用されています。

 

そして、これらの分子標的薬に耐性が出来ても

T790M変異陽性であれば、タグリッソという分子標的薬に繋がります。

 

 

一方

EGFR侵入遺伝子が見つかってしまいこれはなんだかな…と

現在エクソン20侵入遺伝子に効く分子標的薬はありません。泣く

 

上の表からも分かるように、EGFR変異はエクソン19と21で90.9%になります。

エクソン18が3.2% エクソン20は3.7%その他が2.2%

 

そして、この時に臨床で使われたゲフィニチブ(イレッサ)はEGFR変異のある患者の

76.4%に奏功しました。

エクソン19には81%が奏功し、エクソン21には71% エクソン18には56%の奏功率

これは、野生型と言われる人に使われる

抗がん剤(プラチナ製剤やタキソールなど)の奏功率(25~30%)から考えると

夢のような奏功率です。

 

でもその夢の分子標的薬も…エクソン20侵入遺伝子には奏功率0でした。涙

0%って…

 

但し、エクソン20侵入遺伝子は希な変異なのでたった7例の症例です。

しかし、7例しか無いにしろ奏功率が0というのはショックですね…涙

 

 

大分のある記念病院  呼吸器内科部長であり
大分大学医学部附属病院 呼吸器・○○○○○○学講座  非常勤講師

である先生のブログを見つけました。

そこには、

 

稀な変異の中でも比較的頻度が高いとされる、Exon 18 G719変異と、Exon 20 L861変異を取り上げています。

 それぞれ、post hoc.あるいはretrospectiveな検討である上に、症例数が少ないので参考程度にしかなりません。 ですが、僕なら
 ・Exon 18 G719ならafatinib(ジオトリフ)
 ・Exon 20 L861ならerlotinib(タルセバ)
を使いそうな気がします。

 

と書かれておられました。

 

Exon20変異の中のL861と言われています。

 

ダーさんは Exon20 A767 -V769 dupASV当てはまらないのでしょうか…

あまりにも遺伝子変異の数?種類?が多すぎてよく分かりません。グッタリうーん

 

でも、タルセバは有効かもしれない。ということと思いたいです。

 

人数の圧倒的に少ないエクソン20侵入遺伝子変異に対して

薬剤会社はどれほど研究をしてくれるのでしょうか…?

どうしても、人数が多いエクソン19や21の分子標的薬を作りたいですよね…

その方が圧倒的に売り上げが伸びますもんね…なく

 

そして、EGFRがあったということで…

オプジーボも効きにくかったのかな?

免疫阻害薬は効きにくいのかも?

そうも思えてしまいます。涙

 

このように考えると

EGFR・Exon20は今のところ厄介ですね。

 

今後、遺伝子変異の研究が進んでいるアメリカで

どのように研究が進んでいくのか…

その辺りが鍵になりそう。

日本ではなかなか難しいのかな。

 

ワトソン君に期待したいです。むむおねがい

 

こんないきさつで、今の病院も次の治療薬に

1、アブラキサン

2、ナベルビン

3、タルセバ

ということです。

もしかして、効くかも?とタルセバという分子標的薬も入っているのかな?と思います。

でも、タルセバは使い処が問題ですね。

オプジーボで間質性肺炎を起こした今

かなり時間をおいてではないと怖くて使えません。

 

ということで、薬を使う順番を間違えないように

しっかりと考えなければいけませんね。

 

まだまだ、頑張りますよ!肉球2

 

そして、ダーさんは元気ですにこ*

 

強度の湿疹といういらぬものが出てしまいどきどき

これも、結局はオプジーボの副作用だろうということです。

ステロイドによる副作用では絶対にあり得ないそうです。泣

 

湿疹が酷く出たら処方される薬はステロイド。

皮膚科にすればステロイドを増やしたいくらい…うーん

でも、次の抗癌剤治療に移るには緩やかにステロイドを減らさないといけない。

 

主治医達も初の症例のようで汗

ステロイドを増やすのが良いのか(一時的に)

緩やかに減らす方が良いのか…結論が出ません。くすん

足踏み状態になっています。涙たのむって

 

いつになったら…次の治療にたどり着けるのか…

そのことだけが心配です。どきどき

 

その他の変異グラフ

 

 

次回は、ダーさんの今の症状と

今後の薬を使う順序の考察をして見たいと思います。

 

 

読んでくださりありがとうございます。

ブロ友の皆さんが笑顔溢れる毎日でありますように。