入試終わりましたね~

今年の社会の問題を解いてみました。

 

問5は、羅臼町から撮影した写真を見て島の名前を問う問題でした。普通に考えれば国後島と思いますが、矢印の向きがひっかけ?? 

微妙に国後島を外した方向なのか??

それにしてもこの出題、羅臼町の中学生が有利ですし、矢印の方向の写真を見る機会なんてあります??

一体生徒に何を求めているのでしょうか。日本の領土問題を正しく理解しているかを問うべきです。

 

 

以下が、中学校で配布された資料です。

貝殻島まで約3.7kmしかないんですね。一番遠い島は択捉島で144.5kmです。

過去問をみていたら、「日本の領土の北端は、○○島であり…」
思わず、宗谷岬が頭の中に浮かんでしまい、樺太?? 答えは、択捉島です。
 

私自身も、北方領土の事はよくわかっていません。今一度、中学校で配布された資料を読んでみます。

 

 

 

令和5年問題は、島の名前を問う出題でした。ただの暗記問題ですね。

もう少し掘り下げてほしいです。

 

北方領土を調べていたら、内閣府のHPにたどり着きました。

内閣府が、どの機関が北方領土に関する出題をしているか調査して公表しているんです。

つまり、内閣府の息がかかっているということですので、北海道では毎年出題される可能性が高いということです。

 

 

内閣府が収集した問題の中に、札幌市教員採用試験(中学校)がありました。

 

 

この問題、はっきり言って大卒レベルじゃなくて高校入試レベルじゃないですか。

教員採用試験ってこのレベルですか!!

 

しかも、解答 ウ??  わやっ。

 

③は摩周湖じゃなくて、屈斜路湖でしょ。

この問題のせいで、採用されなかった先生がいないことを願っています。

 

内閣府も、確認せずに記載するなんてまずいですね。

 

おっと、これ以上内閣府を批判したら末端公務員の私は僻地に飛ばされるので、やめておきます。

冗談です。

 

 

続きまして、東京都職員採用問題。

さすが東京都。昔で言う国家一種並みに難しいですね。

 

続いて沖縄県の公立高校の問題です。ウクライナのニュースを背景にしているかと思いますが、領土問題を絡めて出題するとは良問ですね。

 

 

今年の北海道の入試問題は昨年より難化しました。札幌の私立高校が問題を流用したニュースもありましたし、来年は過去問にないような問題が多く出題されるかもしれませんね。