娘は札幌南高(7/28)と西高(7/27)の学校説明会に行ってきました。参加対象は中3のみで、保護者は参加できませんでした。
 

 札幌南高は午前の部だけで700人、西高は午前、午後の二回の開催で1200名が参加したようです。

 西高の説明会は、「みんな勉強を頑張り、学校行事も充実していて楽しいです!是非に西高に来てください!!」というのが伝わってきたようです。
 配布されたパンフレットには、大学合格実績、OB・OG紹介、授業課程、年間行事、歴史などが説明されていて、西高に行きたくなるような内容でした。
 卒業生には、横路元知事、おしんの田中裕子さん、画家や彫刻家も多く、多彩な分野で活躍されている方が多い印象です。



        校舎がおしゃれな西高
 

 特に、運動会前日に行われる西高の伝統行事「お弁当スペシャル」では、全校生徒の前で「ぼくのお弁当を作ってください!」と、学校中に響き渡るような声で告白、「ちょっと待った!」と別の男子が出てくるなど、大いに盛り上がる行事のようです。学校の公認で「ねるとん紅鯨団」みたいな行事があるなんて、全国でも西高だけかもしれませんね。


          お弁当スペシャル

 南高の説明会は、西高とは対極的で「うちは予備校じゃない。大学に行くことを目的とするなら来ないでほしい・・・「自主自律」の精神で・・・」と伝えたいメッセージがあるようでしたが、中学生には少し難しく感じたようです。詳しい内容を知りたければ、各自HPを見てくださいとのことでした。自主自律の精神なんでしょう。

 配布されたのは、西高のようなパンフレットではなく、ざら紙一枚。

あまり説明会に労力をかけていない印象です。

まっ、裏を返せば「説明会なんて時間の無駄。必要な情報は公開してますし、開催しなくても生徒は集まりますから。」ということでしょうか。

 

         ざら紙一枚だけ

 

     校歌よりもっと載せる内容があっても

 

 よかったのは、南高生との座談会があったことでした。説明会終了後には座談会にいた南高生が玄関前に待っていて「ピカピカ光り輝いている」ように見えたそうです。そして、その南高生を取り囲むように、参加者が多くの質問をしていたようです。
 ピアスも髪染めるのも自由。奇人変人、そして一部の天才がいて楽しいとのことでした。勉強面では、理系クラスに行くと数学が驚異的なスピードで進むことが大変だということでした。

 娘にどっちの学校に行きたいの?と聞いたら、「私、青春を謳歌したいから西高に行きたい!!」と言っています。なんとなく、「お弁当スペシャル」に関心があるように思えました。

 

私でしたら、奇人変人、一部の天才がいる南高に関心がありますけどね。