今日は、福岡市中央区にある中村調理製菓専門学校へ。

毎年行われている夏季調理講習会に初参加をしてきました٩(๑❛ᴗ❛๑)۶


写真撮影も掲載も許可をいただいて載せております。

午前の部では
●日本料理マナー講座
●西洋料理の実習
●製菓実習

などが各お部屋で行われており、私は日本料理のマナー講座に参加をしてきました。





「日本食のマナーってちょっと難しいと思っているでしょうけれど、マナーは心得であって、ルールではない。よりおいしく、より楽しく、より美しく、自分自身と周りの方に思いやりを持って気持ちよく食事をいただくために学びます」という言葉が一番印象的。

一緒に会食をする方たちと心地よい時間にするための様々な作法を教えていただきながらお食事をいただきました。

箸の取り方、椀の持ち方、懐紙の使い方などなど、、、


お料理もこれまた素晴らしい。



先付  イチジクの胡麻味噌かけ


椀物(澄まし仕立て)揚げ湯葉真二丈


お造り  旬魚三種

鯵・いか・鯛
あしらいもとても美しかった
(渦潮大根とか、美しすぎる)


焼物  鮎蓼味噌焼き 丸十蜜煮 果実白和え
なんと、前盛りにぶどうの白和え!


煮物  夏野菜の冷やし炊き合わせ


1つ1つの味は確立しているのに、バラバラでない。どれもとても丁寧


ごはん    新生姜ご飯  味噌汁  香の物

菓子  蕨餅


レシピの紹介もあり、マナーだけでなくお料理の勉強にもなりました。

質疑応答では、手に取る器と、置いたままいただく器の見極めや、間違った覚えてしまっているようなマナーなど。
和食の料理の先生には詳しいレシピの解説などもしていただきました。

約40名の受講生でしたが私たちにサービスをしてくれる4名の学生さんたちは、中村国際ホテル専門学校の2年生と3年生の人たちでした。先日ニュージーランドの短期留学から帰国してこられたと言うことでした。

20歳前後の若い学生たちが、これからの未来に向けて学び、ほんの少しの緊張を持ちながらも接客をしてくれていてなんだかとてもほほえましかったし、羨ましさもありつつこの学生たちの未来を想像しました。



写真は厨房内。磨きがかけられたステンレスの良さを改めて感じる空間でした(ガラス張りで中が全部見えます。ガラスを通して写真撮影させていただきました)。



午後からは

特別講座『児童期・青年期の競技スポーツを支える栄養〜スポーツ生理学の視点から〜』

を受講してきました。系列の大学の先生が運動生理学の視点からお話しくださいました。去年までの大学での勉強がまだ少し頭の中に残っていたのでより深く拝聴することができました。


昨年まで参加していたスクーリングのような講義室で先生のお話を聞く機会はやはり貴重なもの。


とても充実の1日でした。


明日は違うプログラムで2日目の夏季調理講習会に参加してきます。