今日、映画を見てきました。
角野栄子さんの本を読んだことはなかったけれど、このピンクの雰囲気にめちゃくちゃ惹かれてしまったのです。
高齢の著名女性のドキュメンタリーとしては、今年の夏、
馬場あき子さんの上記映画を見ました。
まず、あの『鬼の研究』を書かれた方がご存命とは(失礼しました・・)知りませんでした。
そして、94歳でここまでお元気、頭脳もシャープでお茶目でいらっしゃることにすっかり魅了されてしまいました。
だから、88歳の角野さんのピンクのお写真を見たとき、絶対に素敵な人だと確信し、馬場あき子さんの映画のように「生きること」に前向きになれるなあと思ったのです。
映画を鑑賞して、
予想以上にすばらしく、感動の涙を流したほどでした。(このところ涙腺ゆるいです・・・)
ネタバレになるので書きませんが、奇跡の出会いのドキュメンタリーでした。
馬場あき子さん、角野栄子さんはお二人とも本当に特別な方だと思います。自分もこうなりたい、なんて口が裂けても言えません。
でも、女性としてその存在に憧れますし、こういう方々がいらっしゃることが生きる目標になります。
お二人に共通するのは「キュート」でいらっしゃる点。
気難しい作家さん、というイメージではなくて、天真爛漫さがおありです。
そういう高齢女性に私もなれるかなあ。
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ここ最近、映画館で見た映画のご紹介です。
こちらも最近、観に行ってきました。
海外に向けてにつくられた映画のようです。
淡々と毎日が繰り返されていく映画です。
でも、もう最後のほうは静かに涙、涙、でした。
「全く変わらないなんてそんなバカなことありますか」
という言葉、心にしみます。
「ロスト・キング」もよかったなあ。
「君たちはどう生きるか」も観に行きました。
映画館へ行くと同世代の一人鑑賞の人たちが多いんですよ。
自分ひとりの時間を大切にできる年齢になったなあと思います。
本当に負け惜しみとかではなくて
今が本当にいい、と思うんですよね。
若いときに戻りたい、って思わないです。
老いていくのは人間の苦しみのうちの大きな問題ですが、
55歳はまだ身体が動きます。
この数年を本当に大切に楽しみたい、と心から思います。