「失敗したくない」と思ったら永遠に凡人(HIROのくだらない話2021,10,15) | HIROのホリスティックヘルス探究記

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人を「本当の健康」に導きたい!大きすぎる人生目標がある。人は十人十色。みんなみんな違うのに「この方法なら大丈夫」なんてのがあるわけない。どうすればいい?まだまだ探究中。そんな私の探究記録です。

あなたが何かをやろうとした時、「そんなの〇〇じゃない?」みたいな、おせっかいともとれるようなネガティブな言葉をかけられたことはありませんか?

あなたも、「そういうように言われたんだけど、どう思う?」

と、またそれを他の誰かに相談したりしませんでしたか?

 

他の誰かが登場しない場合であっても、自分自身で似たような自問自答をしたことはありませんか?

 

失敗するかもしれないから

失敗したら嫌だから‥

 

やらない。

 

うまくできなかったから

 

やめる。

 

なぜ??

自分の奥深くに押し込めている本当の心の声をきいてみれば

その答えは

 

恥ずかしい思いをしたくない

出来ない自分を認めたくない

 

つまりは、ちっぽけなプライドが、薄っぺらな自尊心を傷つけられるかもしれない将来を予測して、新しいことにチャレンジするのを拒んでいるのではないでしょうか。

 

誰かが新しい何かにトライしようとするのを引き留める側があなただったとしたら、なんとなくそのチャレンジ精神に嫉妬する気持ちや、それをその人がやることで、自分より優れていくのが嫌だったりするのではないでしょうか?

 

本当にパワーがある人だったら、人の意見がどうであれ、やりたいことはやるんです。

失敗するかもしれない、とか、失敗したくない、と、思わ”ない”のでは”ない”のです。

そういう感情も浮かぶんです。

 

違うのは・・・

 

失敗しないと向上できない

 

ということを知っている事。

 

失敗からしか学べないし、失敗は恥ずかしいことではないし、失敗したことやうまくできなかったことをできるようにすることが楽しいし

それができるようになるために努力することで自分が向上していくことも知っているし

努力をして得たものはそうそう簡単に失われないということもわかっているし

それらすべての過程と結果が

 

自尊心

 

に繋がることを、

すでに自尊心を獲得した人は知っているのです。

 

そうして人生を積み重ねるうちに、失敗することが減っていきます。

以前は出来なかった、今の自分にとってはもう小さなことに思える何かは「努力」によって、できるようになっているわけだから、そんなに簡単にできなくはならない。

「出来ない」ことのレベルがどんどん上がっていく。

出来なかった事を出来るようにしても、また次の「出来ない」は生まれてくる。だけど、どんどん難しさのレベルも、それを習得するまでの期間の長さも増していく。

 

だけど、「出来ない」ことや「失敗したこと」があると、むしろ

あ、また、向上できるチャンスが来た!

とワクワクする。

 

ある程度何かを習得すると、それを教えられるようにもなるから、先生の立場になる人もいるでしょう。

そうなると、人によっては、そのレベルで満足してしまい、次の「出来ない」を探すのをやめてしまう。

先生なんだから、出来ないなんて格好悪い、と、思うのかもしれない。

もう教えられるようになったのだから、それで満足してしまうのかもしれない。

 

そうなのかな?

 

「魂」って、常に、向上したいと願っているもの。

なのに、あなたの何かがそれを引き留めているのかもしれません。

プライド? ネガティブ志向? ずるさ?  過去の栄光? 羞恥心?

 

ほめて育てる、という言葉があるけれど、これも見当違いなやり方をすると違う方向に行きますよね。

本当はそれほどでもないのに、「おだてる」・・・・✖

ほめられたいから頑張る・・・・✖

 

見え透いたおだては本当の向上にはつながりません。

褒めの言葉が欲しくて、その言葉によって自分を認めてもらったように感じたくて、つまり「言葉」を「もらう」ために頑張るのは一種の依存。目的がその「言葉」や「褒められること」になってはいけないです。

褒められないと、落ち込みますし、やめたくなりますし、やっぱり自分はダメなんじゃないかと思い始めます。

結局、弱い自分のまま変われません。

おだての言葉は見破られますし、響きません。

 

同じ「褒めの言葉」でも、普段は厳しくそんな言葉をかけないような人に、本当に自分が何かを達成できたときに掛けられたのだったら、その時の達成感と喜びは、自尊心に直結します。

その時には、自分自身でも相当な努力を重ねたうえで、その言葉を掛けられたのが分かっているので、自信をつけているはずです。

 

先ほど書いたように、だんだん出来ないことが減っていき、出来ないことのレベルが上がっていくけれども、そんな自分をさらに向上させるために導いてくれる人がいたのだとしたら、その鎖は離してはいけません。

そんな人はそうそう現れないものですし、現れても、縁がないことも多々あります。

 

逆に、自分はまだまだだなぁ、と思うようであれば、

もう一度言いますけど、あなたの顕在意識はどう思っているかはわかりませんが

あなたの「魂」は、常に向上を求めているんだよ

ということをお伝えしておきます。

 

失敗してもいいんです。

失敗をするのが嫌で何もやらないのが一番の失敗です。

 

「失敗しなくちゃ成功はしないわよ」 ココ・シャネル

 

「失敗したところで止めてしまうから失敗になる。成功するまで続ければ、それは成功になる」

「失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたい」  松下幸之助

 

なんでもいいんです。

努力してみましょうよ。

凡人でもいいんですよ。

でも最高の凡人を目指しましょう。

 

凡人から抜け出した時、あなたはそれを感じます。

はっきり自分はもう凡人ではないと分かります。

それがどんな感覚なのかを知りたいのなら

失敗を恐れず、努力するしかありません。

 

ふぁいと~!!