ヨガやってるからって無理してベジタリアンになることない(HIROのくだらない話2021.8.27 | HIROのホリスティックヘルス探究記

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人を「本当の健康」に導きたい!大きすぎる人生目標がある。人は十人十色。みんなみんな違うのに「この方法なら大丈夫」なんてのがあるわけない。どうすればいい?まだまだ探究中。そんな私の探究記録です。

ヨガを教えていると、食事についても聞かれることがあります。

「先生は肉は食べないんですよね?」

 

ヨガをやり始め、凝り始めた時には、なんにでも凝ってみたくなり、徹底的に添加物と動物性食品を排除した食事をしていました。

マクロビオティック。

実際はこれは、食物や調理法の陰陽によって、季節や自分のコンディションの陰陽を中和させるようにする食事法ですが、なぜか「ベジタリアン」食と思われがちです。

そして私も含め、その時は学校にも通っていたのですが、皆なぜか本当は食べてもよい動物性食品を悪者のように思い、食べないようにしていたのは確かです。

はっきりとは覚えていませんが、最低1年は添加物と動物性食品を完全にとらなかった時期がありました。

やってみた感想は、まずとっても良い経験ではありました。

今は何を買っても、ほとんどの物に添加物は使われているので、それを取らないのは難しく、また、特別なものを買わなくてはいけないので「高価」になります。が、添加物を抜くことの「効果」もまた絶大でした。

開始して3カ月ほどしないと効果は出ないのですが、それはそれは、全細胞が生き生きしている感覚になりましたね。

とてもエネルギッシュで、疲れにくくなったのを覚えています。

添加物(+農薬)は体にとっては化学物質ですから、体はそれを解毒しないといけないです。

そのため解毒機関である肝臓と腎臓が常に働いています。

添加物を減らせば、体にとって「肝心」な「肝臓・腎臓」が急ピッチで働かなくてもよくなり、エネルギーを保存できるようになるわけですね。

現在でも、できる限り添加物は抜くようにしていますし、皆様にもかなりお勧めです。

 

動物性食品については、それを取らないように、と、こだわるあまり、矛盾を感じることもありました。

マクロビオティックをやっている皆さんの中でも人気があったのは「大豆ミート」でつくった唐揚げでした。

今はだいぶ「大豆ミート」も普及していますが、そのころ(15年ほど前かな)はまだそれが珍しかった頃です。

小麦のグルテンから作った肉もありましたけど、これはまずかったです。

そして、植物性の製品で作ったチーズもありました。現在は豆腐から作ったチーズっていうのが出来ていますが、そのころはこの植物性チーズ、すごく高かったので、私は買いませんでしたが、動物性の物を使っていない代わりに、なんかとっても不自然なものから作っていて、しかも買った人は「まずくて食べられなかった」と言っていたのを覚えています。

健康上の理由でどうしても肉が食べられない、とかなら別だけど、そうじゃないなら大豆を加工して作る肉みたいなものや、添加物が多い植物チーズを取るよりも、少量の質の良い肉や乳製品を取る方がよっぽど自然なんじゃ?と、学校に通っているうちに思い始めました。

そもそも、そういうものが人気だというのは、みんな食べたいんじゃん!無理して植物性製品だけとっていることもないじゃん!

と、考えが変わったんですね。

 

私自身は食事に関しては好都合で、もともと肉があまり好きではないのです。

ステーキは一切れくらいで十分だし、唐揚げも2個くらい食べれば満足です。

ひき肉とか、小さく切った肉がちょっと入っているくらいがちょうどいい、というタイプなので、肉や魚がなくても何もストレスにはならないのはラッキーです。

でも、年齢的に、肉を食べ始めました。牛肉を。タンパク質や鉄分を始め体に必要な良い成分の多い牛肉の赤身を週に何回か、食べるようにしています。粉末のプロテインも摂っていますが食品からプロテインを摂った方が身体には入りやすいのではないかなと思うので。(肉を食べることは私にとっては”努力”なのです・・・)

 

一番最近作った和風のステーキです。肉の塊!

塩、コショウ(あらびき&粉)、すりおろしにんにく、しょうがで下味をつけること半日。オリーブオイルで白ワインを少々振りながらレアに焼いて、肉を取り出したフライパンにバターを入れてソースを作り、肉にかけた後、大根おろし、大葉、ネギ、しょうがのトッピング。周りからポン酢をかけて出来上がり。分量はいつも適当なのでレシピにはなりません。

おいしかったですよ。

 

こんな風に肉も食べるようにしていますが、ヨガの考え方は知っておいてもらった方がよいなとは思うので、書いておきますね。

乳製品は牛乳から作られますよね。卵はもちろん鶏が生んでくれます。

牛や鶏の飼育されている環境を考えたことはありますか?

肉も同じで、家畜の飼育状況を考えてみてください。

せまーい場所で自由に動くこともできず、ただ餌を与えられ、ホルモン注射なども打たれ、「商品」を再産するためだけに飼われているという状況です。

もし自分が狭い部屋から出ることもできず、食事だけ与えられたら、どんな気持ちだろうかと。

そんな風に育てられ、食肉になる運命の家畜は、最後に殺されます。

いくら動物だって、殺されるためにどこかに連れていかれる、というのは分かるもののようです。

その時の気持ちってどんなだろうって想像してみてください。

「恐怖」とか「怒り」というものがそこには存在しているはずです。

動物性の物を食べるということは、そういった感情やバイブレーションも一緒に自分の中に取り込むことになるんですよ。その波動は無くならないものとしてずっと貴方の中に存在し続けるのですよ。だから、そういうネガティブなものは入れない方がよいでしょう、っていうことなんです。

 

なので、私は、卵は広い場所で育てられた「平飼い」をしている鶏の卵を、肉は、スーパーでも「遺伝子組み換え飼料未使用・抗生物質未使用・成長促進ホルモン剤未使用」というオーシャンビーフ(上の写真の肉もコレ)を買えるので、それを。牛乳は少量にしてアーモンドミルクをその代わりに取るようにとしています。お米は完全に無農薬のものですが、野菜と果物は最近では普通の物を買っています。有機野菜って需要が少ないみたいで、鮮度が落ちていることが多く、野菜からエネルギーを感じられなかったので止めました。

量を多くとれば、その分余分なものも多く取ることになるので、「可能な限り」の範囲で、なるべく自然に近いものを少量、と心がけています。

 

そんなこと言っていますが、やめられずに困っていたものはチョコレートでした。

 

多分この本に載っていたのだと思いますが、チョコレートを食べるなら、アーモンドチョコレートがいい、というのを読んだんですね。

アーモンドにはビタミンEやミネラル成分が含まれているので単なるチョコレートよりも”アーモンド”チョコがいい、って。

それからはチョコと言ったら、アーモンドチョコだけを、大袋を買って保管したりしながら食べていたんですよ。

5粒だけ食べよう。それでやめよう。

 

そんなことを最低3回は繰り返し、しかもそれを一日に何度かやって、本当にやめられなかったんです。

 

数か月続きました。

 

が、1つの物だけを食べ続けた結果・・・

 

見るものいやになりました。

現在は、あんなにやめられなかったチョコレートが、全般的に全く「非」魅力的なものに変わりました。

食べたいと思わなくなりました。

 

適格なアドバイスではないようにも思いますが・・・

やめたいのに、どうしてもやめられないものがあるならば、とことんそれだけを食べてみると、見るのも嫌になれるかもしれませんよ。

 

それまでに一体どれだけ太るのか、は、全く保障しませんけどね~( ̄▽ ̄)

(動いていたので私は太りませんでしたよ)