今日、直接の知り合いではないのですが、ある方のブログを読んだ。

その方は、高校受験に不合格だった若い子を励ます文章を書かれていた。さぞかしショックでしょう。しかし、長い人生、高校なんて、わずか3年。それよりも、好きで頑張れる仕事を見つけて、コツコツと進んでいく方が良いよ、と。

その方は、お名前からして、女性と思うが、かなり複雑な家庭に生まれ育ち、小学校5年生にして、統合失調症を発症し、通信制の中学、高校を卒業し、障害者枠で地方銀行に就職後、今は某北陸の都市で引きこもりの人たち?向けのセミナーをアレンジする仕事?をしておられる。文章に説得力があるものの、素顔は色白面長の和風美人なのに、パンストを被ったり、ドンキホーテで売っているようなモジャモジャのカツラを被ったり、行き過ぎたコスプレ写真をアップされている。しかし、フォロワーは何千人だ。

私は今朝、動物飼育員養成所を高田純次さんが訪問するテレビ番組を見ながら、私もこういうところに行き、動物に関する仕事につけば良かったかなあと感じていたところだった。しかし、私は自分の母校である短大に受かった時の喜びは忘れていない。高校時代の親友(B型)とW合格だったので、高校の卒業式までの日々、K女子短大合格という看板を背負って歩きたいよね、と語り合ったものだ。立地は京都市東山。就職率関西No.1(当時) 京都大学生のお嫁さん育成所とも言われていた。私も親友も、その後の人生、時代にも恵まれ、十人並みの器量をしており(自分で言うな!) 良縁に恵まれ、ものすごい贅沢は出来ないものの、安定した生活をしていた。親友は男児にななかなか恵まれず、子沢山の母になり、彼女も転勤族と結婚したので、実家に頼る事も出来ず、ストレスから命には関わらないものの、色々と病気と付き合ってきたが、ずっと専業主婦でいられたのは旦那様の収入のおかげ、お子様たちもある程度成長するとお互い切磋琢磨して良い子に育ったようだ。しかし、子育て終えた今、彼女も少し変わった事をしている(犯罪ではないが、良いイメージを持たれないこと) それは、まあ、良いとして、問題は私である。主人のおかげで、色々な習い事や家族で14ヵ国の海外旅行も出来た。

そこそこ幸せな人生だったが、還暦前にして、もういつ死んでも良いわ、という心境になっている。私が18歳の時、専門学校に行くという選択肢は全く無かったが、子育て落ち着いた時、美容師専門学校に行っていれば、今頃、女子大生の着付けや髪のセットでいきいきした生活をしているかもしれないし、老人ホームに高齢の方の髪を切って整えて喜んでる頂けているかもしれない。何故、美容師さんかていうと、息子が幼い頃、彼の髪は私がカットしており、ママ友に口の悪い美容師さんがいて、なんだこの頭、私が切ってあげるから連れてこいと言われ、連れて行くと、想像よりもずっと上手く切れている、私より上手いわと言われたことが頭の隅に残っているからだ。しかし、40代の頃の私は、他人の髪の毛を触る仕事に魅力を感じず、家事とデスクワークばかりしていた。また、その美容師のママ友は自分で稼げるから離婚して、子どもを連れて、ご実家とは逆方向の県に行ってしまった。

しかし、私は、来週、ちょっとトライしてみようと思っている事がある。皆さま、成功を祈ってね(笑)