お水取り
3月になると奈良では伝統の行事が始まります。
それはお水取りといって1日から14日まで行われます。
東大寺「お水取り」正式な名称は修二会といいます。
旧暦の2月に行われたことからこの名前がついています。
名前から水の行と想像しますが、どちらかといえば火の行です。
この行法は東大寺の二月堂の本尊、十一面観音に、僧侶たちが世の中の罪を一身に背負い、
一般の人々に代わって苦行を引き受ける者となり、苦行を実践し、国家安泰等を祈る祈願法要です。
752年に始めって以来一度たりとも欠かしたことのない不退の行法です。
何度か行った事がありますが、大変な目に遭いました![]()
寒いし、修学旅行生にまみれるわ、日の粉は飛んでくるわ・・・・・・。
日の粉を被るとその年は無病息災になるとか、言われております。
『俺はコートが燃えるから遠慮しとくわ』
最終の14日はもっと大きな松明で燃やすそうです![]()

